テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は6日、女子シングルス4回戦が行われ、年間グランドスラム達成を狙う第1シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)と第16シードの
V・ウィリアムズ(アメリカ)の姉妹対決は、6-4, 6-3のストレートで妹のセリーナが制して、3年ぶりのベスト8進出を決めた。
通算26度目、ウィンブルドンだけでも6度目となった今回の姉妹対決、10本のサービスエースと36本ものウィナーを決めた妹のセリーナが姉のヴィーナスを圧倒。最後はヴィーナスのバックハンドがアウトし、試合に終止符が打たれた。
試合後、セリーナは「勝つのは簡単ではなかった。姉妹対決は自分の感情をおさえなければならない。」と、試合を振り返った。
2012年以来3年ぶりのウィンブルドン制覇を目指すセリーナは、準々決勝で第23シードの
V・アザレンカ(ベラルーシ)と第30シードの
B・ベンチッチ(スイス)の勝者と対戦する。
今年、セリーナは全豪オープン・全仏オープンでタイトルを獲得と圧倒的な強さをみせている。ウィンブルドンと全米オープンでタイトル獲得を果たすと、女子テニスで1988年の
S・グラフ(ドイツ)以来、27年ぶり4人目となる年間グランドスラム(同じシーズンでグランドスラム全て優勝)を達成することになる。
今大会では3回戦で地元
H・ワトソン(英国)に大苦戦するも、フルセットで勝利して姉ヴィーナスとの4回戦へ駒を進めていた。
(コメントはWOWOWから抜粋)>>ウィンブルドン対戦表<<
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