１０日に開幕した男子テニスツアーのAEGON選手権（イギリス/ロンドン、賞金総額７７万９６６５ユーロ、芝）、第１シードにエントリーしているＡ・マレー（英国）が大会に先駆けて現地でインタビューに応じた。
世界ランク２位のマレーは、先に行われた今季２度目のグランドスラムである全仏オープンを腰の怪我のために欠場。今大会は約１ヶ月ぶりの公式戦出場となる。
インタビューでマレーは「今はとても良い状態。特に大きな問題はないよ。この３・４日は良い練習も出来ているから、良い証拠だと思う。この大会の環境も完璧だし、センターコートの状態も素晴らしい。それにこの大会は歴史のある大会だからぜひ優勝へ向けて良いプレーがしたい。」と、復帰戦への意気込みを語っていた。
「グランドスラムを欠場すると言う事は、自分に取ってとても辛い事だった。その期間で、自分がどれほどテニスと言うスポーツを愛しているかを実感出来る時間でもあった。時には健康なのが当然のように思えるけど、全仏を欠場してどれほどコートに立ちたいと思っているか、試合がしたいと感じているかを再確認出来たから、この大会へ向けて出来る限りの事をして準備をして来たんだ。だから今は試合が待ち遠しい。」
と語るマレーは、復帰戦となる２回戦でＮ・マウー（フランス）とＲ・ウィリアムズ（アメリカ）の勝者と現地水曜日に対戦する。
今大会は上位８シード選手が１回戦を免除されており２回戦から登場する。第１シードのマレーに続いて、第２シードにＴ・ベルディフ（チェコ共和国）、第３シードにＪ・Ｍ・デル=ポトロ（アルゼンチン）、第４シードにＪＷ・ツォンガ（フランス）、第５シードにＭ・チリッチ（クロアチア）、第６シードにＳ・クエリー（アメリカ）、第７シードにＡ・ドルゴポロフ（ウクライナ）、第８シードにＫ・アンダーソン（南アフリカ）となっている。
今大会の優勝賞金は８万６３００ユーロ。
【大会２日目スケジュール】
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この日行われた試合結果は以下の通り。
○Ｂ・パイユ(9) vs. ●Ｊ・ベイカー（英国）, 7-5, 6-2
○Ｇ・ディミトロフ（ブルガリア）(10) vs. ●Ｄ・セラ（イスラエル）, 4-6, 6-2, 7-6 (7-4)
●Ｇ・ペラ（アルゼンチン） vs. ○Ｄ・エヴァンス（英国）, 3-6, 1-6
●Ｆ・デルボニス（アルゼンチン） vs. ○Ｄ・クドラ（アメリカ）, 0-6, 3-6
○Ｓ・ヒラルド（コロンビア） vs. ●Ｊ・レヴィン（アメリカ）, 6-4, 6-4
○Ａ・ベデネ（スロベニア） vs. ●Ｐ・Ｈ・マチュー（フランス）, 7-6 (7-5), 6-3
●Ｇ・ガルシア=ロペス（スペイン） vs. ○Ｘ・マリス（ベルギー）, 4-6, 7-5, 4-6
○Ｉ・ドディグ（クロアチア） vs. ●Ｊ・ワード（英国）, 6-7 (8-10), 7-6 (7-2), 7-6 (7-2)
●Ｆ・ニールセン（デンマーク） vs. ○Ｍ・マトセビッチ（オーストラリア）, 5-7, 2-6
○Ｌ・ヒューイット（オーストラリア） vs. ●Ｍ・ラッセル（アメリカ）, 4-6, 6-1, 6-3
●伊藤竜馬（日本） vs. ○Ｉ・セイスリン（オランダ）, 3-6, 5-7
○Ｔ・デ=バッカー（オランダ） vs. ●Ｉ・ボゾリャック（セルビア）, 6-2, 7-6 (7-5)
●Ｇ・ルファン（フランス） vs. ○Ｅ・ロジェ=ヴァセラン（フランス）, 7-6 (7-1), 5-7, 6-7 (5-7)
●Ｅ・コリエ vs. ○Ｓ・スタコフスキ（ウクライナ）, 4-6, 6-7 (1-7)
（2013年6月11日15時07分）
二宮真琴ペア 強豪に屈し初戦敗退 
