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金・銅メダリストで明暗、錦織は見せ場作れず◇ロジャーズ・カップ男子

男子テニスツアーのマスターズ・シリーズであるロジャーズ・カップ男子(カナダ/トロント、賞金総額264万8700ドル、ハード)は8日、シングルス2回戦残り12試合が行われ、第1シードのA・マレー(英国)F・チポッラ(イタリア)に6-1, 6-3のストレートで勝利、3回戦へ駒を進めた。

ロンドンオリンピックで世界ランク1位のR・フェデラー(スイス)を下し金メダルを獲得、地元イギリスを大いに沸かせたマレー。

この試合では6度握られたブレークポイントをしのぎ、第1セット、第2セット共に2度のブレークを奪うと1時間22分でチポッラを下した。

試合後マレーは「(ウィンブルドン、オリンピックと)8週間もの期間を芝でプレーしていたから、ハードコートの球足の速さと高く跳ねるボールで、たくさんのことを変えなきゃいけないんだ。このコートで少し練習が出来たから、気持よくプレーが出来たよ。」とコメント。

3回戦でマレーは、地元カナダの声援を受ける世界ランク24位のM・ラオニチ(カナダ)と対戦する。

一方、第13シードの錦織圭(日本)が初戦の2回戦に登場したが、S・クエリー(アメリカ)の前に2-6, 3-6のストレートで敗れ早くも大会から去る結果となってしまった。

クエリーのサーブで始まったこの試合、錦織は第6ゲームでブレークを許しリードされる。その後ゲームカウント2-5、第8ゲームでも2度目のブレークを奪われ、そのセットを失ってしまう。

第2セットでも第2ゲームで先にブレークを許した錦織は、このセットも追いかける展開で反撃の糸口を何とか見つけようとしたが、強烈なサーブを繰り出すクエリーからブレークバックする事が出来ず、71分のストレートで敗退し、大会を後にした。

198cmのクエリーは試合を通して12本のサービスエースを記録し、錦織に握られた9本のブレークポイント全てを切り抜けていた。長身のビッグサーバーに苦戦する事が多い錦織は、ロンドンオリンピックの準々決勝でも198cmのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)の前に敗れており、この日もその壁を超える事は出来なかった。

ロンドンオリンピックではN・ジョコビッチ(セルビア)を下して銅メダルを獲得したデル=ポトロだったが、この日は錦織同様、勝利を飾る事は出来なかった。第6シードのデル=ポトロを下す金星を飾ったのはR・シュティエパネック(チェコ共和国)で、デル=ポトロを6-4, 7-6 (7-5)と1時間50分のストレートで下して3回戦進出を決めた。

惜しくもロンドンオリンピックでメダルを逃した第1シードのジョコビッチだったが、この日はB・トミック(オーストラリア)を6-2, 6-3と危なげなく退け順当に3回戦へ進んだ。

前年度チャンピオンのジョコビッチは、第1セットで19歳のトミックに握られた6回のブレークポイントを全て切り抜けると、トミックから2度のブレークを奪い先取。

第2セットでは徐々に調子を上げたジョコビッチが1度もブレークポイントをトミックに与えず、このセットも1度ブレークに成功すると71分の快勝で退け、大会連覇へ向けて好スタートを切った。

3月のマイアミ大会で優勝して以来となるハードコートの大会だったジョコビッチは「しばらくぶりのハードコートでの試合にしては上々の出来だと思う。出だしの4ゲームくらいは、お互い長いゲームを強いられていた。自分自身はなかなかリズムが掴めていなかった。」と序盤の苦戦を振り返っていた。

加えて「それでもハードコートでプレーするのはとても好きだし、得意なサーフェース。もちろん、良いプレーが必要な時は辛抱強さが必要で、今日はそれが良く出来た。サーブも効果的だったから、それはかなり前向きに捕えられる事だね。」と自身のプレーには好感触を抱いているようだった。

ジョコビッチはクエリーと、シュティエパネックはT・ハース(ドイツ)と準々決勝進出を懸けて3回戦で対戦する。この日ハースは、第9シードのG・シモン(フランス)を6-2, 6-3で一蹴しての勝ち上がり。

34歳のハースはこのところ好調で、全仏オープン後出場した5大会中3大会で決勝進出を果たしており、今季初優勝も飾っていた。先週のワシントンDC大会ではA・ドルゴポロフ(ウクライナ)に敗れはしたものの準優勝を飾り、この2ヶ月間でランキングを87位から現在の25位まで上昇させている。

「好成績を残せて自分自身を信用出来て、33歳や34歳になっても体が試合に耐えられる状態で、おまけに良いプレーが続けられたら、現役を続行するのは当然だと思わないかい?そしてそんな中から楽しみも味わえたのなら余計さ。これまで多くの怪我をしてきて、その内の幾つかは本当に酷いもので、3年か3年半はツアーを離れざるを得なかった。だから今は30歳になったばかりの気分なんだ。」

そう語るハースは、2002年5月に世界ランク2位にまで上り詰めていたが、その後は度重なる怪我でなかなかフルシーズン満足に戦い抜けなかった。2010年には右臀部と右肘の手術を受けて再びツアー離脱。昨年は復帰を果たすも12大会出場にとどまり7勝12敗と成績も出せずにいたが、今季は徐々に本来の調子を取り戻していた。

この日行われたその他の2回戦の結果は以下の通り。

J・シャーディ(フランス)(フランス) ○-× JW・ツォンガ(フランス)(フランス) (3), 6-4, 7-6 (7-4)
T・ベルディフ(チェコ共和国)(チェコ共和国) (4) ○-× J・ベネトー(フランス)(フランス), 6-7 (10-12), 6-4, 6-4
J・ティプサレビッチ(セルビア)(セルビア) (5) ○-× M・ヨージニ(ロシア)(ロシア), 7-6 (7-2), 6-4
M・チリッチ(クロアチア)(クロアチア) (10) ○-× M・バグダティス(キプロス)(キプロス), 7-5, 6-3
P・コールシュライバー(ドイツ)(ドイツ) (12) ○-× F・フォニュイーニ(イタリア)(イタリア), 6-2, 6-2
R・ガスケ(フランス)(フランス) (14) ○-× M・ククシュキン(カザフスタン)(カザフスタン), 6-3, 7-5
M・グラノジェルス(スペイン)(スペイン) ○-× F・マイヤー(ドイツ)(ドイツ) (15), 6-3, 6-4

今大会の優勝賞金は52万2550ドル。

(2012年8月9日13時10分)

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