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テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は大会2日目の26日、女子シングルス1回戦が行われ、センターコート第1試合ではディフェンディング・チャンピオンで第4シードのP・クヴィトバ(チェコ共和国)がA・アマンムラドワ(ウズベキスタン)に6-4, 6-4のストレートで勝利、2回戦に進出した。
191cmと長身のアマンムラドワが繰り出すサーブに苦しめられたクヴィトバは、第1セット1-4と劣勢に立たされてしまうが、そこから7ゲームを連取して試合の流れを奪い取ると、第2セット5-3の場面でマッチポイントを迎える。
このピンチをアマンムラドワが切り抜けデュースとなると、ここで急に強い雨が降り出し、試合は一時中断となる。約30分後に試合は再開され、アマンムラドワがキープして5-4となると、続く第10ゲームをクヴィトバがラブゲームでキープ、初戦突破を決めた。
「ここにディフェンディング・チャンピオンとして戻ってこれるなんて、信じられませんでした。」とクヴィトバ。「最初は緊張していたと思います。グラスコートでの初戦は、何を予想すべきなのかいつも難しいものです。たくさんのミスをしてしまいましたが、自分のプレーを心掛けました。」
先の全仏オープンでは初戦敗退を喫していた第6シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)は、2番コート第2試合に登場、B・ザーロバ・ストリツォバを6-2, 6-4のストレートで下し、今大会1回戦での成績を13勝0敗とした。
前日に姉のV・ウィリアムズ(アメリカ)が敗れたコートで勝利したセリーナは「どんな時でも、努力が必要です。彼女が敗れた大会では、いつも良いプレーをしたいと思っています。」と、姉の無念を晴らす気持ちを語っている。
ポイントを失ったときは叫び、重要なポイントを獲得すると拳を握って自らを鼓舞していたセリーナは、第2セット5-3でサービスゲームを迎えたが、ザーロバ・ストリツォバにブレークされてしまう。しかし、次のゲームをすぐさまブレークしてゲームセットとなった。
「少しホッとしています。」とセリーナ。「たくさん叫びました。勝ち進めて満足しています。」
第2シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)は1番コートで初戦を行い、I・ファルコーニ(アメリカ)に6-1, 6-4のストレートで勝利、順当に2回戦に進出している。
今年の全豪オープンで自身初となるメジャータイトルを獲得しているアザレンカは、昨年の今大会でベスト4に進出していたが、クヴィトバに敗れていた。
2010年の全仏女王である第24シードのF・スキアボーネ(イタリア)は、地元勢のL・ロブソン(英国)に2-6, 6-4, 6-4の逆転で勝利、2時間5分で初戦突破を決めている。
第1セットを落としたスキアボーネは、第2セットでも2-3の場面で0-40とピンチを迎えるが、ここから何とか巻き返し、2008年のジュニアチャンピオンであるロブソンを退けた。
この日は雨による中断のために試合の進行に支障をきたし、予定されていたクルム伊達公子(日本)とK・ボンダレンコ(ウクライナ)の1回戦は翌日に順延となっている。
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