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テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、クレー)は大会12日目の3日、女子シングルス準決勝が行われ、第17シードのF・スキアボーネ(イタリア)が第5シードのE・デメンティエワ(ロシア)から7-6 (7-3)で第1セットを先取した直後にデメンティエワが棄権、その結果、スキアボーネが自身初となるグランドスラム決勝進出を決めた。
今大会では2004年以来となる決勝進出を目指すデメンティエワに対し、キャリア初となるメジャー準決勝の舞台に臨んでいたスキアボーネは、第7ゲームで崎にブレークされてしまうも、直後の第8ゲームでブレークバックに成功すると第1セットはタイブレークに突入する。
タイブレークでは6-2とスキアボーネが大きくリード。デメンティエワはドロップショットで1ポイントを奪い返すが、続くポイントでバックハンドをネットにかけ、第1セットをスキアボーネが先取する。
その直後、ベンチに腰をかけていたスキアボーネの元にデメンティエワが歩み寄り握手を求めると、スキアボーネは当惑しながらもそれに応えた。
試合を通してデメンティエワは、異常のないようなプレーをしていただけに意外な結末となったものの、イタリア人の女性選手として初となるグランドスラム決勝進出を果たしたスキアボーネは、コートにキスをするパフォーマンスを披露しコートを後にした。
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