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テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、クレー)は大会11日目の2日、残りの女子シングルス準々決勝2試合が行われ、第7シードのS・ストザー(オーストラリア)と第4シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)がそれぞれ勝利、ベスト4が出揃った。
昨年に続き2年連続となるベスト4入りを目指すストザーは、第1シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)と対戦、ファイナルセットまでもつれたものの6-2, 6-7 (2-7), 8-6で勝利を収め準決勝進出を果たしている。
「2分間だけもっと良いプレーが出来れば、きっと結果は変わっていたわ。だけど、それが出来なかった。」と語ったセリーナは、第3セット第10ゲームでマッチポイントを握ったが、フォアハンドがわずかにアウトとなり絶好のチャンスを逃していた。
今季女子ツアーでトップとなる19勝2敗という成績をクレーコートで残しているストザーは「まだ終わってはいません。この調子を続けたいところです。」と、キャリア初となるメジャータイトルにむけて意欲を語っている。
4回戦で今大会で4度の優勝を誇るJ・エナン(ベルギー)を下していたストザーは、第1セット2-3から4ゲームを連取し一気にこのセットを先取すると、第2セットでもリードを奪い5-3で自らのサービスゲームを迎える。
しかし、この試合で初めてのダブルフォルトを犯すなどしたストザーはミスを連発し、セリーナにブレークを許してしまうと、タイブレークの末にセットオールとされてしまう。
「第3セットでは、何とか踏ん張ることだけを考えました。そしてチャンスを待ち続けました。」とストザーは振り返っている。
そして迎えたファイナルセット第14ゲーム、マッチポイントで放ったサーブでウィナーを決めると、両腕を上げ、サングラスをはずし、センターコートに詰め掛けたファンの歓声に応えた。
一方のヤンコビッチは、ノーシードから勝ち上がってきたY・シュウェドワ(カザフスタン)を7-5, 6-4のストレートで退け、通算3度目となる今大会ベスト4入りを果たした。
ドローの反対側では、第5シードのE・デメンティエワ(ロシア)と第17シードのF・スキアボーネ(イタリア)がすでにベスト4入りを決めている。今大会のベスト4に勝ち残った選手は全てグランドスラムでのタイトルを獲得したことがない。そのため、誰が優勝しても新しい女王の誕生となる。
今大会の優勝賞金は112万ユーロ。
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