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スポーツの各分野で活躍した選手や団体を称えるローレウス・スポーツ賞の授賞式が3月10日、アラブ首長国連邦のアブダビで行われ、テニス界からはS・ウィリアムズ(アメリカ)とK・クレイステルス(ベルギー)の2人が受賞した。
セリーナは2度目となる『スポーツウーマン・オブ・ジ・イヤー(年間最優秀女子選手)賞』を受賞した。セリーナは2009年、全豪オープンとウィンブルドンで優勝しグランドスラム11勝を達成すると、シーズン最終戦であるソニー・エリクソン・チャンピオンシップでもタイトルを獲得、世界ランク1位でシーズンを終えていた。
今年の9月で29歳になるセリーナは、2003年にも『スポーツウーマン・オブ・ジ・イヤー(年間最優秀女子選手)賞』を受賞しているほか、2007年には『カムバック・オブ・ジ・イヤー(年間最優秀復活選手)賞』も受賞している。
クレイステルスは『カムバック・オブ・ジ・イヤー(年間最優秀復活選手)賞』を初受賞した。クレイステルスは昨年8月、2年ぶりにツアーに復帰、その直後に行われたUSオープンで通算2度目となるグランドスラム制覇を愛娘のジェイダとともに成し遂げていた。
クレイステルスは「昨年はとても感情的な1年でした。年の初めに父を亡くし、そしてUSオープンで優勝するなんて信じられません。それまでに考えたこともないくらい、突然やってきた経験でした。素晴らしい2週間でした。ツアーに復帰する決断をしたことが幸運でしたし、私とともに旅をしてくれる家族がいることがとても幸せです。」と昨年を振り返った。
また今回の受賞に関してクレイステルスは「この賞を受賞することは、とても特別です。偉大なチャンピオンたちの横にある自分の名前をいつでも見ることができ、とても嬉しいです。」と喜びを語った。
またローレウス・アカデミーの1人であるM・ナブラチロワ(アメリカ)は「復帰から数週間でグランドスラムに勝つことは、まさに英雄的です。キムは受賞に値しています。ここ数年のテニス界は、怪我などでトップ選手達の引退が相次ぎ危機的な状況でした。彼女はそれを全てひっくり返し、驚くべき復活を遂げました。復帰には強い決意と厳しいトレーニング、そしてプレッシャーがあったことでしょう。」と称えた。
この他の賞では、陸上のウサイン・ボルトが2年連続となる『スポーツマン・オブ・ジ・イヤー(年間最優秀男子選手)賞』を、F1のジェイソン・バトンが『ブレイクスルー・オブ・ジ・イヤー(年間最優秀成長選手)賞』を受賞した。
またテニス界からは、R・フェデラー(スイス)が『スポーツマン・オブ・ジ・イヤー賞』に、J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)が『ブレイクスルー・オブ・ジ・イヤー賞』に、車いすテニスの国枝慎吾(日本)が『スポーツパーソン・オブ・ジ・イヤー・ウィズ・ディスエイブルド(年間最優秀障害者選手)賞』にノミネートされていたが、受賞を逃している。
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