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決勝進出を決め喜ぶキーファー |
画像提供: Getty/AFLO |
男子テニスツアーのマスターズ大会であるロジャーズ・マスターズ(カナダ/トロント、賞金総額261万5000ドル、ハード)は26日、シングルス準決勝が行われ、ノーシードのN・キーファー(ドイツ)が、G・シモン(フランス)を6-7 (4-7), 6-3, 7-6 (7-5)の逆転で下し、決勝進出を果たした。
現在の世界ランクは37位のため、今大会はノーシードとしてエントリーしている31歳のキーファーは、2回戦で第15シードのM・ヨージニ(ロシア)、3回戦で第4シードのN・ダビデンコ(ロシア)、そして準々決勝では第7シードのJ・ブレーク(アメリカ)を下しての準決勝進出であった。また、準決勝の相手であるシモンは、先週のインディアナポリスの大会で優勝し、今大会でも2回戦で第1シードのR・フェデラー(スイス)を破る活躍を見せていた。
実に2005年以来のツアー決勝進出を果たしたキーファーは、「今日は良い日だった。だけど今は決勝の日曜日に集中しなければ。僕に出来る事は、コートに行って、ファイトすることだけさ。」とコメントした。
かつて世界ランク4位まで上り詰めたキーファーは、2000年以降ツアータイトルを獲得していない。
そのキーファーの決勝の相手は、第2シードのR・ナダル(スペイン)に決まった。ナダルは、第8シードのA・マレー(英国)を7-6 (7-2), 6-3で下し、優勝した2005年以来の決勝進出を果たした。
準々決勝を前に、トップ6シードの内4人が敗退するという波乱が起きた今大会で、ナダルは安定した勝ち上がりを見せており、5月にJ・C・フェレーロ(スペイン)に敗れて以来、破竹の28連勝中を記録中で、全仏とウィンブルドンを含む4大会で連続優勝を果たしている。
今大会の優勝賞金は42万ドル。
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