HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
マレーに敗れた第3シードのジョコビッチ |
画像提供: Getty/AFLO |
男子テニスツアーのマスターズ大会であるロジャーズ・マスターズ(カナダ/トロント、賞金総額261万5000ドル、ハード)は25日、シングルス準々決勝が行われ、ディフェンディング・チャンピオンで第3シードのN・ジョコビッチ(セルビア)は、第8シードのA・マレー(英国)と対戦したが3-6, 6-7 (3-7)で敗れ、2連覇はならなかった。
昨年の今大会では、準決勝で世界ランク2位のR・ナダル(スペイン)、決勝で同1位のR・フェデラー(スイス)を破り、優勝していたジョコビッチはこの日、マレーのセカンドサーブを攻めきれず、1時間45分で敗れ去った。
一方のマレーは、この日のファーストサーブが入る確率が41%と低調だったものの、リターンが冴え、ジョコビッチのセカンドサーブの内、およそ半分のポイントを勝ち取り、今季の全豪オープンチャンピオンに勝利を収めた。マレーは、5回目の対戦にして初めてジョコビッチに勝利した。
マレーは、第2シードのナダルと、第10シードのR・ガスケ(フランス)の準々決勝の勝者と、決勝進出を争う。
ドローの反対側の準々決勝では、31歳のベテラン、N・キーファー(ドイツ)が第7シードのJ・ブレーク(アメリカ)を6-1, 6-2で破る金星を挙げ、準決勝に進出した。元世界ランク4位の実力者であるキーファーは、これで第4シードのN・ダビデンコ(ロシア)、第15シードのM・ヨージニ(ロシア)と併せて、今大会で3人のシード選手から勝利を収めた。
また、先週のインディアナポリスでキャリア4勝目を挙げたG・シモン(フランス)は、M・チリッチ(クロアチア)から3-6, 6-2, 6-3の逆転勝ちを収め、ベスト4に進出、キーファーと準決勝で対戦する。
今大会の優勝賞金は42万ドル。
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.