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ベスト8に進出したナダル |
画像提供: Getty/AFLO |
男子テニスツアーのマスターズ大会であるロジャーズ・マスターズ(カナダ/トロント、賞金総額261万5000ドル、ハード)は24日、シングルス3回戦が行われ、第2シードのR・ナダル(スペイン)が、I・アンドレエフ(ロシア)を6-2, 7-6 (7-1)で退け、ベスト8に進出した。
現在26連勝中のナダルは、全仏オープンとウィンブルドンを含む4大会で連続優勝を果たしている。また今季は、6つのタイトルを含む57勝を挙げており、男子ツアーと牽引していており、157週連続で世界ランク2位の座をキープしている。
2005年以来の今大会優勝を目指すナダルは、第10シードのR・ガスケ(フランス)と対戦する。ガスケは、第5シードのD・フェレール(スペイン)を6-3, 6-3で下し、8強入りを果たしている。
今大会のディフェンディング・チャンピオンで第3シードのN・ジョコビッチ(セルビア)は、R・ソデルリング(スウェーデン)を6-4, 6-4のストレートで下し、こちらも順当に準々決勝に進出した。ジョコビッチは、ベスト4をかけて、第8シードのA・マレー(英国)と対戦する。マレーは、第9シードのS・ワウリンカ(スイス)を6-2, 0-6, 6-4で下しての8強進出。
もう片方のドローの山では、波乱が巻き起こった。2回戦で第1シードのR・フェデラー(スイス)が敗れたため、他のシード勢のチャンスが広がったように思われたが、第4シードのN・ダビデンコ(ロシア)がN・キーファー(ドイツ)に6-4, 4-6, 4-6で敗れ、第6シードのA・ロディック(アメリカ)がM・チリッチ(クロアチア)に4-6, 6-4, 4-6で敗れた。
一方、第7シードのJ・ブレーク(アメリカ)はD・ツルスノフ(ロシア)を4-6, 6-1, 6-4の逆転で下し、べスト8に進出した。ブレークを除く上位シード勢が、総崩れとなったため、こちらのドローではブレークが唯一勝ち残ったシード選手となっている。
最後のベスト8には、フェデラーに勝利を収め、番狂わせの主役となったG・シモン(フランス)が、J・アカスーソ(アルゼンチン)を6-3, 6-4で下し、準々決勝進出を果たしている。また23歳のシモンは、先週のインディアナポリスの大会で優勝しており、これで8連勝となった。
今大会の優勝賞金は42万ドル。
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