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男子テニスツアーのゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハーレ、賞金総額120万ドル、芝)は現地12日、シングルス2回戦を行い、第1シードのR・フェデラー(スイス)がJ・バチェックを7-5, 6-3のストレートで下し、ベスト8進出を決めた。
今大会では、これで23連勝となったフェデラーは、ウィンブルドンの5連覇を含め、芝では57連勝中と向かうところ敵無し状態。この日は、出だしでもたついたフェデラーだったが、終盤は安定したプレーで試合を支配し、勝利を物にした。
「彼(バチェック)は、非常にクレバーなプレーをしていて、なかなかリズムを掴めなかった。それでも、慌てず冷静さを保ち、チャンスが来るのをじっくり待ったんだ。そして訪れたチャンスを逃さず生かすことができた。良い勉強になったし、こうして(芝での)連勝を伸ばすことができることは自信につながるね。」と、試合を振り返っていた。
第5シードのM・バグダティス(キプロス)は、F・サントロ(フランス)を6-4, 6-3で破り準々決勝へ駒を進めた。バグダティスは全仏オープンでは、まさかの1回戦敗退を喫し、先週はイギリスでのサーキット大会にトップ・シードで出場していたが、2回戦を棄権し今大会に備えていた。準決勝進出をかけ、フェデラーと対戦する。
地元の期待に応えたのが、元世界ランク4位のN・キーファー(ドイツ)。現在30歳のキーファーは、第4シードのM・ヨージニ(ロシア)を6-2, 5-7, 6-3のフルセットで破る金星を挙げた。左手首の怪我からの復活を目指すキーファーは、「最高のプレーができたわけじゃなかったけど、勝てたことが重要。今は、勝利することが自信に繋がる。」と喜びを語った。今季初のベスト4入りを掛けてM・ロドラ(フランス)と準々決勝を行う。ロドラはS・ダルシス(ベルギー)を7-6 (8-6), 7-6 (7-3)で下しての勝ち上がり。
今大会の優勝賞金は18万2千ドル。
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