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国別対抗戦のARAG・ATP世界チーム選手権(ドイツ、デュッセルドルフ、クレー)は23日、ラウンドロビン6日目の試合を行い、すでに決勝進出を決めていたスウェーデンに続き、ロシアが決勝への切符を手にした。両国はともに4度目の優勝を狙う。
ラウンドロビンのレッドグループに属するスウェーデンは、木曜日にアメリカとの全勝対決に臨み、シングルスで2勝して早々と勝ち抜けを決めていた。
一方のブルーグループでは、木曜日の時点でロシア、スペイン、地元ドイツ、イタリアが1勝1敗で並んでいたが、金曜日の試合の結果、ロシアとイタリアが2勝1敗となり、イタリアとの直接対決に勝っていたロシアの決勝進出が決まった。
木曜日の試合で、I・アンドレエフ(ロシア)が6-4, 6-3でP・コールシュライバー(ドイツ)を下してリードしていたロシアは、この日もD・ツルスノフ(ロシア)が6-4, 3-6, 7-5でN・キーファー(ドイツ)を退け、ダブルスでもツルスノフ/M・ヨージニ(ロシア)組がC・キャス(ドイツ)/P・ペッツシュナー(ドイツ)組に7-6 (7-2), 6-3で勝って、ドイツに完勝した。
地元の人気選手であるキーファーは、「僕が負けたことで、チームメイトやファンをガッカリさせてしまった。」と肩を落とした。
イタリアに勝てば決勝に進めたスペインは、D・フェレール(スペイン)の勝利で金曜日の試合を1勝0敗で迎えたが、F・ロペス(スペイン)がS・ボレッリ(イタリア)に4-6, 3-6で敗れると、ダブルスでもロペス/M・グラノジェルス(スペイン)組がボレッリ/P・スタラーチェ(イタリア)組に4-6, 6-7(3-7)で惜敗し、予選敗退に終わった。
今年が第31回となっている今大会で、スウェーデンとロシアはそれぞれ過去に3度の優勝をおさめており、次を勝てばドイツ、アメリカ、スペインに並んで最多の4度目の大会制覇となる。スウェーデンは1995年以来の、ロシアは2002年以来の優勝を目指す。
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