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フランス・ガス・オープン(賞金総額60万ドル)は7日、A・チャクエタゼ(ロシア)が2回戦に登場し、N・デシー(フランス)を6-1, 6-3で退け、今大会トップシードとして危なげなく準々決勝進出を決めた。
上位4シード選手は1回戦が免除されていたため、チャクエタゼにとっては、これが初戦だった。昨年ツアー4勝を飾るなど大ブレークしたチャクエタゼは、今季の全豪オープンも第6シードで出場したが、同胞のM・キリレンコ(ロシア)に3回戦で敗れる波乱に見舞われた。
しかし、この試合では7回中5回のあったブレーク・チャンスを成功させ、相手ファースト・サーブのリターンでも48%の確率でポイントを奪うなど、昨年同様キレのあるプレーを披露した。
チャクエタゼの準々決勝の相手は、第6シードのA・モレスモ(フランス)。2回戦でE・ダニリドー(ギリシア)と対戦中、3-0とリードしたところでダニリドーが棄権を申し入れての勝利だった。モレスモは、1996年の初出場以来、2度の優勝と5度の準優勝を誇っており、この日も地元ファンの大声援に包まれていた。
その他の地元フランス勢では、第3シードのM・バルトリ(フランス)、V・ラッツァーノ(フランス)が8強へ名を連ねた。バルトリはD・チブルコワ(スロバキア)を7-5, 6-1で、ラッツァーノは同胞のA・コルネ(フランス)を6-4, 7-5でそれぞれ下し、準々決勝で対戦することとなった。
また、第2シードのD・ハンチュコバ(スロバキア)もK・シュレボトニック(スロベニア)を6-4, 1-6, 6-3のフルセットで下し、ベスト8進出を決めた。24歳のハンチュコバは、全豪オープンで自身初のグランドスラム4強入りを果たし、6-0, 2-0と大量リードしたところから準優勝したA・イバノビッチ(セルビア)に逆転負けを喫したものの、今季の出だしとしては最高の形をとっていた。
その他の試合では、昨年覇者で第5シードのN・ペトロワ(ロシア)を1回戦で破ったK・ボンダレンコ(ウクライナ)がY・フェダク(ウクライナ)を6-0, 6-3で圧倒。準々決勝では、既に8強入りを決めている第4シードのE・デメンティエワ(ロシア)と顔を合わせる。
今大会の優勝賞金は9万5千500ドル。
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