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2006年末特集 「どん底からの復活」:ジェームズ・ブレーク

J・ブレーク(アメリカ)
アメリカ、ニューヨーク州ヨンカース出身

今季の成績
シングルス:59勝25敗 5タイトル
ダブルス:8勝9敗
ランキング:4位(昨年末23位)

今季ジェームズ・ブレークは、アフリカ系アメリカ人としては1980年のアーサー・アッシュ以来となるランキングトップ10入りを果たし、年間最終ランキングも自己最高の4位で終えた。A・ロディック(アメリカ)を抜きアメリカ人1位になるなど、「飛ぶ鳥を落とす勢い」でシーズンをかけ抜けたブレークに迫ってみる。

ブレークは1999年にプロデビューしたものの、突出した成績を残すことなく、2002年からトップ30位前後を行ったり来たりという程度の選手だった。実際、当時は実力よりもドレッドヘアーやファッションで注目が集まっていたくらいだった。ある意味平均的なトッププレーヤー・ライフを送っていたブレークだが、2004年5月、R・ジネプリ(アメリカ)との練習中にネットのポールに激突し頚椎を損傷する大怪我を負ってしまう。また同時に最愛の父を亡くし、顔面麻痺の症状にも悩まされるなど次々と不運に襲われる。スポンサー契約も全て破棄され、普通なら現役引退しててもおかしくない状況だったが、ブレークは決して諦めなかった。必死でリハビリに耐え、チャレンジャー大会レベルから試合をこなしていった結果、2005年の夏から徐々に復調し始め、なんとUSオープンでは見事ベスト8まで進出する大復活劇を見せ地元ファンを大いに沸かせて見せた。

そして今季、ブレークは大躍進を遂げることとなる。まず1月のシドニーで優勝すると、2月のラスベガスで2勝目をマーク。3月のパシフィック・ライフ・オープンでは自身初のマスターズ・シリーズ決勝進出を果たし、この時点で世界ランキング9位。その後6月のウィンブルドン前哨戦で決勝に進出し、7月のインディアナポリスではロディックに勝利して今季3勝目を手にする。8月のUSオープンでは2年連続のベスト8入りし、王者R・フェデラー(スイス)と接戦を演じて見せた。9月のバンコク、10月のストックホルムと2大会連続優勝を決め、ツアー最終戦のマスターズカップでは、見事決勝まで勝ち進み準優勝して見せた。

数々の苦難を乗り越えて来たブレークに、以前のようなひ弱さな面は全く見られない。「2年前には身体がだるくて起き上がるのさえ難しかったのが、今はこうやって世界4位として活躍できている。これまでの軌跡を振り返ってみると自分でも熱い思いがこみ上げてきて思わず涙がでてしまうことがあるんだ。自分でもここまで来られるとは思っていなかったから。それもこれも全て周りの人に支えられたからこそ出来たことなんだ。」

「来年は全豪オープン、そしてUSオープンでは十分(優勝の)チャンスがあると思う。世界ランキング4位ということで、ドローにも恵まれるだろうしね。たくさんのプレッシャーも受けていくことになるだろうけれど、僕はそれらを乗り切れるだけ成長したと思う。」ジェームズ・ブレーク、27歳。彼の活躍は未だ序章に過ぎない。

(2006年12月7日13時45分)
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