テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は8日、女子ダブルス決勝が行われ、第2シードの
S・エラーニ(イタリア)/
J・パオリーニ(イタリア)組が
A・ダニリナ(カザフスタン)/
A・クルニッツ(セルビア)組を6-4, 2-6, 6-1の激闘の末にフルセットで破り、同大会で初優勝を果たした。
>>シナーvsアルカラス 1ポイント速報<<>>シナー、アルカラスら 全仏OP組合せ<<エラーニ/ パオリーニ組は昨年の同大会で準優勝を飾り、同年8月に行われたパリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)では金メダルを獲得している。
同ペアは全仏オープンの前哨戦となったBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)では大会2連覇を達成。好調を維持したまま迎えた今大会、準決勝で第4シードの
M・アンドレーワ/
D・シュナイデル組に6-0, 6-1で完勝し決勝進出を果たした。
なお、エラーニは今大会、
A・ババソリ(イタリア)とのペアで挑んだ混合ダブルスで優勝を果たしている。
一方、ダニリナ/ クルニッツ組は準々決勝で第1シードの
K・シニアコバ(チェコ)/
T・タウンゼント(アメリカ)組を破る金星を挙げベスト4へ進出。そして、準決勝では
穂積絵莉/
U・エイケリ(ノルウェー)を6-7 (5-7), 6-3, 7-5の死闘の末に逆転で破り決勝へ駒を進めた。
決勝の第1セット、エラーニとパオリーニはロブを多用するなどして主導権を握り、2度のブレークを奪って先行する。
しかし、第2セットでは2度のブレークを許し、リターンゲームでは1度もブレークポイントを握れずにセットカウントは1-1に。
それでもファイナルセット、第2ゲームで6度のデュースの末にブレークに成功したエラーニとパオリーニは、第4ゲームでもブレークを奪って一気に5ゲームを連取。迎えた1度目のマッチポイントをものにし2時間15分の激闘を制した。
また、この勝利によりエラーニは混合ダブルスと女子ダブルスで2冠を達成。一方、パオリーニは四大大会のダブルスで初タイトルを獲得した。
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