国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

崖っぷちから大逆転V「疑わなかった」

アルカラス
優勝したアルカラス
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は日本時間9日(現地8日)、男子シングルス決勝が行われ、第2シードのC・アルカラス(スペイン)が第1シードのJ・シナー(イタリア)を4-6, 6-7 (4-7), 6-4, 7-6 (7-3), 7-6 (10-2)の死闘の末に大逆転で破り、オープン化以降では史上8人目となる大会2連覇を成し遂げるとともに、四大大会で5度目のタイトルを獲得した。試合時間は5間29分を記録し、同大会史上最長の決勝となった。試合後の会見でアルカラスは「今日は自分を一度も疑わなかった」と語った。

>>【動画】アルカラス 劇的逆転勝利!世界1位シナー撃破の瞬間!<<

>>シナーvsアルカラス 1ポイント速報・結果<<

>>シナー、アルカラスら 全仏OP組合せ<<

22歳で世界ランク2位のアルカラスが同大会に出場するのは5年連続5度目。昨年は決勝でA・ズベレフ(ドイツ)を下し初優勝を飾った。

2連覇を狙った今大会は1回戦で予選勝者で世界ランク310位のG・ゼッピエリ(イタリア)、2回戦で同56位のF・マロジャン(ハンガリー)、3回戦で同69位のD・ジュムホール(ボスニア)、4回戦で第13シードのB・シェルトン(アメリカ)、準々決勝で第12シードのT・ポール(アメリカ)を下し4強入り。準決勝は第8シードのL・ムセッティ(イタリア)の途中棄権により決勝に駒を進めた。

23歳で世界ランク1位のシナーとの頂上決戦となった決勝の第1セット、アルカラスは第5ゲームで先にブレークを奪ったものの、その後2度のブレークを許して先行される。続く第2セットも接戦となったが、アルカラスはタイブレークを落とし2セットダウンと追い込まれる。

それでも第3セット、アルカラスは両者2度ずつブレークを奪い合い迎えた第10ゲームで3度目のブレークに成功し1セットを取り返す。

第4セット、アルカラスは第7ゲームで痛恨のブレークを許したが、第9ゲームでは相手のチャンピオンシップポイントを3本連続でしのぎキープに成功。そして直後のシナーのサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップとなった第10ゲーム、アルカラスは土壇場でブレークバックを果たすと、その勢いのままタイブレークをものにし、2セットオールに追いつく。

迎えたファイナルセット、アルカラスは第1ゲームでいきなりブレークに成功。サービング・フォー・ザ・チャンピオンシップとなった第10ゲームではブレークバックを許したアルカラスだったが、最後は10ポイントマッチのタイブレークをものにし、同大会史上最長の決勝となった5時間29分に及ぶ死闘を制した。

この勝利によりアルカラスはオープン化以降では史上8人目となる大会2連覇を成し遂げるとともに、四大大会で5度目のタイトルを獲得した。

試合後の会見でアルカラスはチャンピオンシップポイントを握られた崖っぷちの状況からの大逆転勝ちにつてい言及した。

「間違いなく今日は今までで一番エキサイティングな試合だった。今日の試合には、本当に良い瞬間も、悪い瞬間も、全てが詰まっていたと思う。とにかく、本当に幸せだ。今日の全ての出来事にうまく対処できたことを誇りに思う」

「簡単ではなかった。2セットを落としてから逆転した初めての試合だ。グランドスラム決勝でこれを成し遂げたのは、良い機会だった」

「いつも自分に言い聞かせているのは、どんな状況でも、たとえ負けていても、たとえ第5セットのスーパータイブレークであっても、全力でプレーしなければいけないということ」

「ミスを恐れずに、全力でプレーするときだと思った。今日は自分を信じることが全てだったと思う。今日は自分を一度も疑わなかった。そして、全力でプレーしようと努めた。だからこそ、重要な場面で最高のテニスができたし、難しい状況でも最高のテニスができた」

「彼(シナー)が最後のポイントを取るまで試合は終わらない。あと1ポイントで負けるところだった。でも、グランドスラム決勝や他の試合でも、マッチポイントを落とした選手が逆転されるケースはよくある」

「だから僕はグランドスラム決勝でマッチポイントをセーブし、最終的に勝利を収めるような選手になりたかった。僕は常に自分を信じている。たとえマッチポイントに陥ったとしても、自分を疑ったことは一度もない。1ポイントずつ、ただ1ポイントずつ、そして1ポイントずつ、そのゲームをセーブし、信じ続けることだけを考えていた。それが僕の考えていたことだ」

一方、敗れたシナーは四大大会4度目の制覇とはならず準優勝となった。


【テニス365チャンネル】ボレーが安定!秘密兵器を忖度無し検証


■関連ニュース

・ジョコビッチは「過小評価されてる」
・全仏オープン2025【賞金一覧】
・ジャパンOP 一部無観客開催に波紋

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング
(2025年6月9日8時30分)

その他のニュース

7月31日

大坂なおみ「ボール入れ続けようと」 (3時29分)

大坂なおみ 崖っぷちから逆転勝ち (2時47分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsサムソノヴァ (0時01分)

7月30日

インハイ 男女団体4強出揃う (20時01分)

ズベレフ 大絶叫も勘違いで苦笑い (18時58分)

テニス大会×別荘ステイの新常識! (16時51分)

19歳 マスターズ初の3回戦へ (15時11分)

メド 初戦突破で2年ぶり3回戦へ (14時20分)

伊藤あおい フェデラー必殺技で勝利 (13時03分)

伊藤あおい 3回戦は世界51位に決定 (8時25分)

インハイ開幕、男女団体16強出揃う (7時38分)

伊藤あおい 世界9位撃破の大金星 (5時54分)

7月29日

フォンセカ 予選勝者に屈し初戦敗退 (18時30分)

元世界7位 ダブルフォルト10本で敗退 (17時45分)

ヴィーナス 最年長世界ランク保持者に (15時20分)

前週Vでトップ10返り咲き (14時18分)

大坂なおみ 新コーチ招へい (12時59分)

国枝慎吾 イチローにメッセージ (12時32分)

引退の元世界5位が初戦突破 (11時13分)

モンフィス「これが最後だった」 (9時49分)

柚木武ペア 異例の決勝中止で準V扱い (8時35分)

内島萌夏 世界39位に屈し初戦敗退 (7時09分)

西岡良仁 ストレート負けで初戦敗退 (6時33分)

大坂なおみ 2年連続で初戦突破 (5時45分)

綿貫陽介 逆転勝ちで初戦突破 (5時20分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsアルセノー (4時30分)

7月28日

モンフィス 予選勝者に屈し初戦敗退 (15時36分)

ダニエル太郎 逆転負けで本戦入り逃す (14時44分)

錦織圭 日本勢で唯一のトップ100に (13時39分)

大坂なおみ 世界49位に浮上 (12時23分)

大逆転勝ちで10度目V!「嬉しい」 (11時55分)

22歳 圧勝でツアー4度目V  (10時34分)

ズべレフ、ナダル叔父とコーチ契約? (10時29分)

望月慎太郎 マスターズ初白星ならず (8時42分)

伊藤あおい 9ヵ月ぶりツアー白星 (8時04分)

大坂なおみ “名物コーチ”と関係解消 (7時34分)

【動画】伊藤あおい 大金星で3回戦へ!勝利の瞬間小さくガッツポーズ! (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!