テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は日本時間8日(現地7日)、女子シングルス決勝が行われ、第1シードの
A・サバレンカは第2シードの
C・ガウフ(アメリカ)に7-6 (7-5), 2-6, 4-6の逆転で敗れ準優勝となった。表彰式でサバレンカは涙を流しながら「本当に辛い」と語った。
>>【動画】世界1位撃破し全仏OP初制覇!21歳ガウフ 優勝の瞬間!<<>>シナーvsアルカラス 1ポイント速報<<>>シナー、ガウフら 全仏OP組合せ<<27歳で世界ランク1位のサバレンカが同大会に出場するのは8年連続8度目。最高成績は2023年のベスト4となっていた。
今大会は1回戦で世界ランク86位の
K・ラヒモワ、2回戦で同97位の
J・タイシュマン(スイス)、3回戦で同34位の
O・ダニロビッチ(セルビア)、4回戦で第16シードの
A・アニシモワ(アメリカ)、準々決勝で第8シードの
ジェン・チンウェン(中国)、準決勝で第5シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)を下し、初の決勝に駒を進めた。
21歳で世界ランク2位のガウフとの顔合わせとなった決勝の第1セットはブレーク合戦の展開となり、4度ずつブレークを奪い合ってタイブレークに突入する。タイブレークでサバレンカは序盤で0-3とリードされるも巻き返すと、終盤で4ポイントを連取してこれをものにし先行する。
しかし第2セット、サバレンカはファーストサービス時のポイント獲得率が25パーセントに留まりガウフに3度のブレークを許すと、自身は1度しかブレークを奪えず、1セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセット、サバレンカは両者1度ずつブレークを奪い合い迎えた第7ゲームでブレークポイントを握られると、最後はガウフにバックハンドを叩き込まれ2度目のブレークを許す。サバレンカはその後ブレークバックを果たせず、2時間38分で力尽きた。
表彰式でサバレンカは涙を流し、悔しさを滲ませながらスピーチを行った。
「正直、本当に辛い。特に、こんなにタフな2週間を過ごした後はなおさらだ。素晴らしいテニスをしていたのに、こんなにひどいコンディションで、決勝でこんなひどいテニスをするのは本当に辛い」
「ココ(ガウフ)おめでとう。こんな厳しいコンディションの中で、あなたは私よりも優れた選手だった。素晴らしい2週間をおめでとう。2度目のグランドスラム制覇、おめでとう。あなたはファイターで、努力家だ。あなたとチームの皆さん、おめでとう」
「私のチームもサポートしてくれてありがとう。ひどい決勝戦でごめんなさい。とにかく、皆さんありがとう。また強くなって戻ってくる」
一方、ガウフは同大会初優勝を飾るとともに、四大大会で2度目のタイトルを獲得した。
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