テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は4日、男子シングルス2回戦が行われ、第10シードのB・シェルトン(アメリカ)が世界ランク87位のR・ヒジカタ(オーストラリア)を6-2, 7-5, 6-4のストレートで下し、3年連続3度目の3回戦進出を果たした。この試合は第3セットでシェルトンから5-4の時点で日没順延となっていたが、2日目のこの日、シェルトンはわずか1分で勝利を決めた。
>>PR 6/30(月)~7/13(日)「ウィンブルドンテニス」WOWOWで連日生中継!<<
>>シナー、アルカラスら ウィンブルドン組合せ<<
22歳で世界ランク10位のシェルトンは、同大会3年連続3度目の出場。最高成績は昨年のベスト16。
シェルトンは、今大会1回戦で予選勝者で世界ランク179位のA・ボルト(オーストラリア)をストレートで下し2回戦に進出した。
一方、24歳のヒジカタは1回戦で世界ランク63位のD・ゴファン(ベルギー)をストレートで下しての勝ち上がり。
2回戦の第1セット、シェルトンはファーストサービスが入った時のポイント獲得率100パーセントでサービスゲームをキープし、第5ゲーム・第7ゲームでブレークに成功し先行する。
続く第2セットも、シェルトンが第11ゲームでブレークを奪い2セットアップとする。
第3セットでも流れは変わらず、シェルトンが第1ゲームでブレークに成功。その後両者サービスキープを続け、ゲームカウント5-4となった時点で日没による順延が告げられた。
そして迎えた2日目、シェルトンはサービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームを4本のサービスポイントで締めくくり、わずか1分で3回戦進出を決めた。
試合後の会見でシェルトンは、エレクトロニック・ライン・コール(電子線審)が機能しなくなる可能性があったため、試合が順延されたと明かした。
「彼(審判)は『ホークアイシステム(電子線審)が使えなくなるまであと5分という警告があった』と言ったんだ。それはコートチェンジも含めた時間だったので、試合を終わらせるには時間が足りないだろうと」
「僕は彼に『60秒あれば十分だ』と言ったんだ(笑)。今日はそれが目標だったよ」
勝利したシェルトンは3回戦で、ラッキールーザーで本戦入りした世界ランク105位のM・フチョビッチ(ハンガリー)と対戦する。フチョビッチは2回戦で同48位のG・モンフィス(フランス)をフルセットで下しての勝ち上がり。
・過去最高額 ウィンブルドン賞金一覧
・錦織 圭 ウィンブルドン欠場
・西岡 良仁を伊藤 竜馬がサポート
・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング