引退の元世界5位が初戦突破

ゲッティイメージズ
勝利したブシャール
画像提供:ゲッティイメージズ

女子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、WTA1000)は日本時間29日(現地28日)、シングルス1回戦が行われ、今大会での引退を表明している元世界ランク5位のE・ブシャール(カナダ)が世界ランク82位のE・アランゴ(コロンビア)を6-4, 2-6, 6-2のフルセットの熱戦の末に破り、9年ぶり4度目の初戦突破を果たした。

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31歳のブシャールは今月、母国で開催される今大会を最後に現役を引退することを表明。現在世界ランキングのないブシャールは今大会にワイルドカード(主催者推薦)で出場した。

ブシャールが同大会の本戦に出場するのは6年ぶり10度目。最高成績は2016年の16強となっている。

24歳のアランゴのとの顔合わせとなった1回戦の第1セット、ブシャールは両者1度ずつブレークを奪い合い迎えた第10ゲームで2度目のブレークを果たし先行する。

第2セットは相手に3度のブレークを奪われ1セットオールに追いつかれたブシャールだったが、勝負のファイナルセットでは先に2度のブレークを奪いゲームカウント5-1とリードを広げ、最後は第8ゲームで3度目のブレークに成功し2時間14分の熱戦を制した。

ブシャールがツアー大会で白星を挙げるのは約2年ぶりとなった。

ブシャールは2回戦で第17シードのB・ベンチッチ(スイス)と対戦する。今大会はシード勢が1回戦免除のため、ベンチッチはこの試合が初戦となる。


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(2025年7月29日11時13分)
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