テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は2日、女子シングルス2回戦が行われ、第4シードのJ・パオリーニ(イタリア)は世界ランク80位のK・ラヒモワに6-4, 4-6, 4-6の逆転で敗れ2回戦敗退となった。第2シードのC・ガウフ(アメリカ)、第3シードのJ・ペグラ(アメリカ)、第5シートのジェン・チンウェン(中国)がすでに1回戦で敗退しており、上位シード勢が揃って姿を消す波乱のウィンブルドンとなっている。
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29歳で世界ランク5位のパオリーニは同大会5年連続5度目の出場。2021年から3年連続で初戦で敗退していたが、昨年は準優勝となっていた。
今大会、パオリーニは1回戦で世界ランク402位のA・セバストバ(ラトビア)を逆転で下し2回戦に駒を進めた。
2回戦の第1セット、パオリーニは第4ゲームでブレークに成功。終盤の第9ゲームでブレークを返されたが、続く第10ゲームでパオリーニが2度目のブレークを奪い先行する。
しかし第2セットは、パオリーニは第7ゲームでブレークを許し1セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセット、パオリーニは第1ゲームでブレークを許すと、その後反撃のチャンスを掴むことができず2時間19分で2回戦敗退となった。
試合後の会見でパオニーニは今回の敗戦について語った。
「厳しい試合だった。まだ第2セットのことを考えている。もっとうまくできたはず。彼女(ラヒモワ)は素晴らしい試合をした」
「正直に言うと、もっと良いプレーができたはず。特に精神面で、もう少し集中力を維持できれば。集中力がずっと上がったり下がったりしていた」
「ダブルスの試合では集中してできるよう願っている。今は少し疲れを感じている。受け入れるのは難しい」
「理由は分からないが、集中力が散漫になっていたのだと思う。テニスで最高レベルで戦うには、常に集中していなければならないから。目標はこの大会が終わった後にリセットして、常に最高の集中力を維持すること。今日のように集中力を維持するのは大変だ」
なお、勝利したラヒモアは3回戦で、第30シードのL・ノスコバ(チェコ)と対戦する。ノスコバは2回戦で世界ランク61位のE・リス(ドイツ)を下しての勝ち上がり。
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