世界1位 絶体絶命から勝利し4強

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勝利したサバレンカ
画像提供:ゲッティイメージズ

女子テニスのベルリン テニス オープン(ドイツ/ベルリン、芝、WTA500)は20日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードのA・サバレンカが世界ランク11位のE・ルバキナ(カザフスタン)を7-6 (8-6), 3-6, 7-6 (8-6)のフルセットの激闘の末に下し初のベスト4進出を果たした。

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27歳で世界ランク1位のサバレンカが同大会に出場するのは5年連続5度目。最高成績は昨年のベスト8となっていた。

今大会は初戦の2回戦で予選勝者で世界ランク112位のR・マサロヴァ(スイス)を下し準々決勝に駒を進めた。

26歳のルバキナとの顔合わせとなった準々決勝、タイブレークの末に第1セットを先取したサバレンカだったが、第2セットではルバキナに3度のブレークを許し1セットオールに追いつかれる。

迎えたファイナルセット、両者1度ずつブレークを奪い合うとこのセットもタイブレークに突入する。このタイブレークでサバレンカは2-6となりルバキナに4本のマッチポイントを握られる。それでも、この絶体絶命の場面からサバレンカは怒涛の6ポイント連取に成功し、2時間42分の激闘を制した。

女子テニス協会のWTAは公式サイトにサバレンカのコメントを掲載している。

「エレーナ(ルバキナ)は素晴らしい選手で、私たちは何度も厳しい戦いをしてきた。最後のポイントをどうやって勝ち取れたのか、自分でも分からない。正直、ただ運が良かっただけだと思う」

「こんなふうに試合に勝てたのは素晴らしいこと。そして、最後まで粘り強く戦い、努力を続けたことを誇りに思う」

勝利したサバレンカは準決勝で世界ランク164位のM・ボンドロウソバ(チェコ)と対戦する。ボンドロウソバは準々決勝でラッキールーザーで本戦入りした同61位のO・ジャバー(チュニジア)を下しての勝ち上がり。


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(2025年6月21日12時08分)
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