男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は日本時間28日(現地27日)、シングルス準々決勝が行われ、第4シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第24シードのS・コルダ(アメリカ)を6-3, 7-6 (7-4)のストレートで下し9年ぶり8度目のベスト4進出を果たすとともに、ATPマスターズ1000で史上最年長の準決勝進出者となった。
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この試合は本来、日本時間27日(現地26日)の最終試合に組まれていたが、前の試合の試合時間により大きく後ろにずれ、試合開始が23時45分になろうとしていたため、翌日へ順延となった。
両者は2023年のアデレード国際1(オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250) の決勝で1度対戦しており、その時はフルセットでジョコビッチが勝利している。
37歳で世界ランク5位のジョコビッチはマイアミ・オープンで、元世界ランク1位のA・アガシ(アメリカ)と並び歴代最多タイの6度の優勝を誇っており、今大会は歴代単独最多7度目のトロフィー獲得を狙っている。
今大会は初戦の2回戦で世界ランク86位のR・ヒジカタ(オーストラリア)、3回戦で同65位のC・カラベリ(アルゼンチン)、4回戦で第15シードのL・ムセッティ(イタリア) をいずれもストレートで下しての勝ち上がり。
一方24歳で世界ランク25位のコルダは2回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場している同134位のE・ スピッツィーリ (アメリカ) 、3回戦で第9シードのS・チチパス(ギリシャ)をいずれもストレートで下し、4回戦で同46位のG・モンフィス(フランス)をフルセットで下して準々決勝に駒を進めた。
この試合の勝者は準決勝で、第14シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。ディミトロフは準々決勝で第23シードのF・セルンドロ(アルゼンチン)をフルセットで下しての勝ち上がり。
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