男子テニスで元世界ランク7位のR・ガスケ(フランス)が2025年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)を最後に現役を引退する意向を明らかにした。男子プロテニス協会のATP公式サイトが伝えている。
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ATPは9日にフランス誌レキップに掲載されたガスケのインタビューを掲載。2025年シーズンの全仏オープンを現役ラストマッチとする意向を明かした。
「引退するには最高のタイミングで、最高の大会だ。フランス人である僕は、このような素晴らしい場所に立ち寄れるチャンスがある。終わりというのは、いつも複雑なもので、かつての偉大な選手たちはいつも、発表するのは簡単ではないと言っていた。いつ、どのように、どこで、ということがわからない。でも、今回は明らかだ」
38歳のガスケは2002年、当時16歳で全米オープンジュニアのシングルスを制覇。その後2005年に19歳で本戦初出場を果たすと、いきなりベスト16という成績を残した。ツアー獲得タイトルは16で、2007年と2013年には最終戦のNitto ATPファイナルズに出場している。
美しい片手バックハンドで観客や世界中のファンを魅了してきたガスケは現時点でツアーでマッチ605勝400敗。現役選手ではN・ジョコビッチ(セルビア)、R・ナダル(スペイン)に次ぐ3番目に多い勝利数となっている。
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