初のシナー戦へ「失うものない」

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初戦を突破した19歳ミケルセン
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのシンシナティ・オープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は日本時間14日(現地13日)、シングルス1回戦が行われ、予選勝者で世界ランク57位のA・ミケルセン(アメリカ)が同41位のT・フリークスポール(オランダ)を6-1, 5-7, 6-2のフルセットで破り、初戦突破を果たした。ミケルセンは2回戦で第1シードのJ・シナー(イタリア)と対戦することとなり会見ではそのことについて質問を受け答えている。

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19歳のミケルセンは今季、7月のインフォシス・ホール・オブ・フェーム・オープン(アメリカ/ニューポート、芝、ATP250)でツアー大会初の準優勝。続くムバダラ・シティ・オープン(アメリカ/ワシントン、ハード、ATP500)では8強入りしたものの前週のナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)では1回戦で錦織圭に敗れ初戦敗退となった。

そのミケルセンがシンシナティ・オープンに出場するのは今回が初。1回戦では28歳のフリークスポールと顔を合わせた。

この日、ミケルセンは10本のサービスエースを決めファーストサービスが入った時に88パーセントの高い確率でポイントを獲得。1度のブレークを許したものの7本のダブルフォルト、19本のアンフォーストエラーを犯したフリークスポールから4度のブレークを奪い、1時間46分で勝利した。

勝利したミケルセンは2回戦、第1シードで世界ランク1位のシナーと対戦する。今大会の上位8シードは1回戦免除のためシナーはこの試合が初戦となる。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトにミケルセンのコメントを掲載しており、シナーとの2回戦について「とても楽しい試合になるだろう。失うものは何もない。全力を尽くし、楽しんで何が起こるか見てみたい。決して諦めないし、競い合うことに誇りを持っている」と語った。


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(2024年8月14日17時30分)
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