最年長か最年少か 金メダルかけ激突

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決勝で対戦するジョコビッチとアルカラス
画像提供:ゲッティイメージズ

パリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)のテニス競技は4日、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と第2シードのC・アルカラス(スペイン)の男子シングルス決勝がセンターコート フィリップシャトリエの第2試合に組まれた。この頂上決戦は日本時間4日の21時(現地4日の14時)以降に開始予定。

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37歳で世界ランク2位のジョコビッチはこれまでのキャリアで、四大大会やATPマスターズ1000といったビッグタイトルを総なめにしてきたが、オリンピックでの金メダルのみ唯一手にできていない。

今大会では1回戦から勝ち抜くと準決勝で第11シードのL・ムセッティ(イタリア)を下しオリンピック5大会目にして初の決勝進出。悲願の金メダルに王手をかけセルビア人史上初の銀メダル以上を確定させた。

試合後には「これは大きなこと。日曜日に何が起ころうとも、母国が初めて銀メダル以上を獲得できたことは大きな誇りであり、名誉であり、幸せ。もちろん、(勝利して)再び祝う必要があるよ」と意気込みを明かした。

一方、世界ランク3位で21歳のアルカラスは今季、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で初優勝を飾ると、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で2連覇を達成。オリンピックは今回が初出場となったがパリの地で順当に勝ち上がり決勝進出を決めた。

アルカラスは準決勝で第13シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)を下し決勝進出を決めた後、「僕にとって、人生、キャリアにおいて本当に特別な瞬間になるだろう。だから、この瞬間を楽しもうと思う。本当に難しい試合になるからね」とコメントを残した。

両者は今回が7度目の顔合わせであり3勝3敗。直近の対戦は先月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)決勝で、この時はアルカラスが6-2, 6-2, 7-6 (7-4)で勝利した。

また今大会と同会場で行われている全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)でも2023年の準決勝で対戦しており、当時はアルカラスが試合中に痙攣を起こしたことも影響し、ジョコビッチが6-3, 5-7, 6-1, 6-1で勝利した。

なお、ジョコビッチが勝利すると同種目で史上最年長の金メダリストに、アルカラスが勝利すると史上最年少の金メダリストとなる。


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(2024年8月4日20時11分)
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