ジョコ 世界44位に屈し準決勝敗退

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ジョコビッチ(BNLイタリア国際)
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのゴーネット・ジュネーブ・オープン(スイス/ジュネーブ、レッドクレー、ATP250)は24日にシングルス準決勝が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)は世界ランク44位のT・マハーチ(チェコ)に4-6, 6-0, 1-6のフルセットで敗れ準決勝敗退となり、今季初のツアー決勝進出とはならなかった。

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今シーズンいまだ獲得タイトルが0となっている世界ランク1位で37歳のジョコビッチ。次週には連覇のかかる全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)が控えるなか今大会への出場を決めた。

迎えた今大会は初戦の2回戦で世界ランク85位のY・ハンフマン(ドイツ)、準々決勝で第6シードのT・フリークスポール(オランダ)を下し4強入りした。

そしてこの日の準決勝、ジョコビッチは第1セットの第4ゲームで先にブレークを奪いリードしたものの、第6ゲームからマハーチに5ゲームを連取され先行される。

第1セット終了後にジョコビッチはメディカルタイムアウトを取り、ドクターの診察を受けるなど体調がすぐれない様子をみせたが試合は続行した。

すると第2セットはマハーチがプレーの精彩を欠き、ジョコビッチが1ゲームも奪われずに6ゲームを連取して1セットオールに追いつく。

しかし迎えたファイナルセット、ジョコビッチはサービス時のポイント獲得率が44パーセントに留まりマハーチに3度のブレークを許すと、自身は1度もブレークを奪うことができず、2時間6分で準決勝敗退となり、全仏オープンに不安を残す結果となった。

一方、勝利したマハーチは決勝で第2シードのC・ルード(ノルウェー)と世界ランク56位のF・コボッリ(イタリア)のどちらかと対戦する。

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