アルカラス敗退 1位陥落が決定

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カルロス・アルカラス
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男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は31日、シングルス準決勝が行われ、第1シードのC・アルカラス(スペイン)は第10シードのJ・シナー(イタリア)に7-6 (7-4), 4-6, 2-6の逆転で敗れ、2年連続の決勝進出とはならず。3日付のATP世界ランキングで1位から陥落することが決定し、N・ジョコビッチ(セルビア)が再びトップに返り咲くこととなる。

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前週のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)を制し世界ランク1位にも返り咲くなど好調を維持しマイアミに臨んだ昨年の同大会王者である19歳のアルカラス。シードのため初戦となった2回戦では世界ランク100位のF・バグニス(アルゼンチン)、3回戦で同76位のD・ラヨビッチ(セルビア)、4回戦で第16シードのT・ポール(アメリカ)、準々決勝で第9シードのT・フリッツ(アメリカ)を下し準決勝進出を決めた。

この日、開始早々から互いに激しいストローク戦となるとアルカラスは第4ゲームでブレークを許す。それでも徐々にギアを上げると第7ゲームでブレークバックに成功し、勢いのままに第11ゲームで2度目のブレークを奪う。しかし、サービング・フォー・ザ・セットとなった第12ゲームでセットポイントを活かせず、ブレークバックを許しタイブレークにもつれ込む。先にミニブレークを許したアルカラスだったが2度のミニブレークを奪い1時間17分で第1セットを先取する。

続く第2セット、アルカラスは第1ゲームでブレークを許すも第4ゲームでブレークバックに成功。しかし、第8ゲームで2度のブレークポイントを逃すと直後の第9ゲームで2度目のブレークを許し、セットカウント1-1に追いつかれる。

迎えたファイナルセット、またしても第1ゲームでブレークを許したアルカラスはこのセット開始から右足を痛める。その後、反撃を試みるも第7ゲームで2度目のブレークを許し、3時間1分の激闘の末に力尽きた。

勝利したシナーは決勝で第4シードのD・メドベージェフと対戦する。メドベージェフは準決勝で第14シードのK・ハチャノフを7-6 (7-5), 3-6, 6-3のフルセットで下しての勝ち上がり。




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(2023年4月1日11時58分)
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