男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は31日、シングルス準決勝が行われ、第4シードの
D・メドベージェフが第14シードの
K・ハチャノフを7-6 (7-5), 3-6, 6-3のフルセットで破り、大会初の決勝進出を果たした。
>>アルカラスvsシナー 1ポイント速報<<>>アルカラス、メドベージェフら マイアミOP組合せ<<>>マイアミOP女子組合せ<<世界ランク5位のメドベージェフは先月のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)、カタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP250)、ドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)と3週連続でツアーを制覇。前週のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)では決勝で
C・アルカラス(スペイン)に屈したものの、好調を維持している。
マイアミ・オープンではこれまで2021年と2022年に記録したベスト8が最高成績となっていたが、今大会ではシードのため初戦となった2回戦で世界ランク84位の
R・カルバレス バエナ(スペイン)を下し初戦突破。3回戦では対戦予定だった同56位の
A・モルカン(スロバキア)が棄権すると、続く4回戦で同79位の
Q・アリス(フランス)、準々決勝で予選勝者で同119位の
C・ユーバンクス(アメリカ)を下し初の4強入りを決めた。
この日の第1セット、互いにサービスキープが続くとメドベージェフが第8ゲームで先にブレークに成功。第9ゲームでサービング・フォー・ザ・セットを迎えるもここでハチャノフにブレークを許しタイブレークにもつれ込む。それでもメドベージェフは2度のミニブレークを奪い先行する。
しかし、続く第2セットでは第1ゲームから3ゲーム連取を許すとリターンゲームでは1度のブレークチャンスを活かせず、セットカウント1-1に追いつかれる。
迎えたファイナルセット、メドベージェフはファーストサービスが入ったときに82パーセントの確率でポイントを獲得。第1ゲームで1度のブレークポイントを凌ぐとリターンゲームでは第4ゲームでブレークに成功し、2時間17分で勝利した。
勝利したメドベージェフは今季4度目の優勝を目指し、決勝で第1シードのアルカラスと第10シードの
J・シナー(イタリア)の勝者と対戦する。
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