男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は30日、シングルス準々決勝が行われ、第4シードの
D・メドベージェフが世界ランク119位の
C・ユーバンクス(アメリカ)を6-3, 7-5のストレートで破り、初のベスト4進出を果たした。
>>アルカラスvsフリッツ 1ポイント速報<<>>アルカラスら マイアミOP組合せ<<世界ランク5位のメドベージェフは先月のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)、カタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP250)、ドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)と3週連続でツアーを制覇。今月行われたBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)では決勝で
C・アルカラス(スペイン)に屈したものの、好調を維持している。
マイアミ・オープンではこれまで2021年と2022年に記録したベスト8が最高成績となっていたが、この試合では初の「ATPマスターズ1000」準々決勝の舞台を踏んだユーバンクスに対し、9本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに82パーセントの高い確率でポイントを獲得。1度のブレークに抑えた。
リターンゲームではベースライン後方から組み立てるストロークで6度のブレークチャンスを創出し、そのうち4度ブレークに成功。第1セットの2-3の場面では雨天による影響で約1時間中断を挟んだものの、1時間29分で勝利した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはメドベージェフのコメントが掲載されている。
「雨天で中断する前はベストなプレーができなかったんだ。雨のおかげでよりエネルギーが湧いてきたよ。サーブの調子が悪かったのを除けば、どんどんいいプレーができるようになったんだけど、そういうこともある」
今季27勝3敗と圧倒的な成績を誇るメドベージェフ。現在の調子については「こんなに良いシーズンのスタートは初めてだよ。多くの試合に勝ち、トーナメントにも勝った。本当にうれしいよ。マイアミに自分のフォームを持ち込むことができてうれしいんだ」と充実感を語っている。
準決勝では第14シードの
K・ハチャノフと第25シードの
F・セルンドロ(アルゼンチン)のどちらかと対戦する。
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