シナー完勝で8強 ルブレフ撃破

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8強入りしたシナー
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は28日にシングルス4回戦が行われ、第10シードのJ・シナー(イタリア)が第6シードのA・ルブレフを6-2, 6-4のストレートで破り、3年連続3度目のベスト8進出を果たした。

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2021年大会で準優勝、昨年もベスト8進出を果たすなどこれまで2度出場しいずれも好成績を残してきた21歳のシナー。この日は8本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに86パーセントの高い確率でポイントを獲得。サービスゲームではルブレフに1度もブレークチャンスを与えない完璧なプレーを披露した。

リターンゲームでは5度のブレークチャンスを創出し、そのうち3度ブレークに成功。試合を通してアンフォースドエラーを2本に抑える安定感で、1時間12分で完勝となった。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはシナーのコメントが掲載されている。

「毎日ベストを尽くしているし、今日のパフォーマンスにはとても満足しているよ。アンドレイ(ルブレフ)と対戦するのは決して簡単なことではありません。彼はサーブがとても上手で、アグレッシブにプレーしてくるから、今日は少し変化をつけなければならなかった。確かに、自分のレベルは高く、コート上でもいい感じだったから、次のラウンドでもこの調子でいけるといいね」

「今日はサーブが良かったし、マイアミでのベストマッチかもしれないね。この調子でいこうと思っているんだ。ハードヒッターとハードヒッターの対戦は決して簡単ではないよ」

準々決勝でシナーは世界ランク54位のE・ルースブオリ(フィンランド)と対戦する。ルースブオリは4回戦で第26シードのB・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)を逆転で下しての勝ち上がり。

同日には第9シードのT・フリッツ(アメリカ)らが8強へ駒を進めている。




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(2023年3月29日5時27分)
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