アルカラス「感触よかった」

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カルロス・アルカラス
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男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は14日、第1シードのC・アルカラス(スペイン)と世界ランク56位のJ・ドレイパー(イギリス)のシングルス4回戦が行われたが、アルカラスが6-2, 2-0とリードした時点でドレイパーが棄権を表明。2年連続2度目のベスト8進出を決めた。試合後の会見では「ボールの感触はとてもよかったよ」と述べている。

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19歳のアルカラスは今季開幕前に右脚を負傷し全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)を欠場。それでも復帰戦となった先月のアルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、 ATP250)で今季初優勝、続くリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)で準優勝を飾っている。

前週のアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)を右ハムストリング負傷により欠場し、1週間の休養をとって今大会に臨んだアルカラス。シード勢は1回戦が免除のため初戦となった2回戦で世界ランク94位のT・コキナキス(オーストラリア)、3回戦で同36位のT・フリークスポール(オランダ)をどちらもストレートで下し勝ち上がった。

この日の第1セット、アルカラスは第1ゲームでブレークに成功。直後の第2ゲームで3度のブレークポイントを凌ぐと第5ゲームで2度目のブレークを奪い先行する。続く第2セット、アルカラスが2ゲームを連取すると第3ゲームの1ポイント目が終了した時点でドレイパーが棄権を申し入れた。試合時間は46分。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトにアルカラスのコメントを掲載し「ボールの感触はとても良かったよ。その点では、とても満足している。リターンも良かったし、素晴らしいショットが打てた。自分のショットに自信を持って、次のラウンドに臨むことができるよ」と語った。

優勝すればN・ジョコビッチ(セルビア)を抜いて世界ランク1位となるアルカラスは「正直なところ、緊張はしている。でも、うまく対応しなければならないし、僕は緊張をうまく処理できたと思う。リラックスしてプレーすることが僕の目標。リラックスし自分のプレーをすることは、いつも練習していることだよ」と明かしている。

準々決勝では第8シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)と第17シードのT・ポール(アメリカ)の勝者と対戦する。

同日には第4シードのT・フリッツ(アメリカ)、第5シードのD・メドベージェフ、第10シードのC・ノリー(イギリス)、第11シードのJ・シナー(イタリア)、第14シードのF・ティアフォー(アメリカ)、第23シードのA・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)が8強に駒を進めている。




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(2023年3月15日14時53分)
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