男子テニスの錦織圭は１１日に開催されたイベント「錦織圭 x JAL Special Tennis Lesson」（会場：テニススクールGODAI 横浜・港北）に登場し、第１部では６０名が参加したジュニアテニスクリニックを行い、第２部のトークショーでは海外遠征時の過ごし方や今年引退した国枝慎吾との親交、今後の目標などを語った後に参加したジュニアからの質問に答えた。

第１部のジュニアクリニックでは冒頭に錦織によるデモンストレーションが行われ、軽快なフットワークでストローク、ボレーそしてサーブを披露した。

その後、６０名のジュニアが１０グループに分かれて順番に錦織と１対１のラリーを行い、錦織は終始笑顔でジュニアに声をかけながらボレー、ストロークで返球。時折見せる背面ショットやまた抜きショットに会場が沸いた。



またジュニアが返球時にラケットから振動止めが外れると、自ら声をかけて振動止めを取り付ける一幕もあった。



錦織はジュニアクリニックが終了後、参加したジュニアに向けてメッセージを送った。

「みんなの中にもすごく上手い選手がいて、楽しんでプレーしている姿を見て元気をもらえました。これから勉強なりスポーツなり大変なこともあると思いますが、毎日毎日、１日ずつを頑張って生きていきましょう」





昨年１月に股関節の手術を行って以降ツアーを長期離脱中の錦織は、今月９日に自身のSNSを通じてクレーコートで練習を行う動画を投稿。復帰に向けて前進していることを明らかにしている。