サバレンカ「決勝が楽しみ」

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アリナ・サバレンカ
画像提供:ゲッティイメージズ

テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は26日、女子シングルス準決勝が行われ、第5シードのA・サバレンカが世界ランク45位のM・リネッタ(ポーランド)を7-6 (7-1), 6-2のストレートで破り、四大大会初の決勝進出を果たした。試合後の会見では「決勝をとても楽しみにしている」と語った。

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2021年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)、2021年・2022年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)に続き、4度目のグランドスラム準決勝進出を果たしたサバレンカ。過去3度はすべて敗れており、4度目の正直を果たすべく準決勝の舞台に駒を進めた。

この試合、第1ゲームでいきなりブレークを許したサバレンカだったが、第4ゲームでブレークバックに成功すると流れを掴み、主導権を握る。その後は互いにブレークが生まれずタイブレークに入るも、強烈なバックハンドウィナーを決めるなどで序盤6ポイントを連取。最後はストロークの打ち合いを制し、51分で第1セットを先取する。

第2セット、フォアハンドのミスが増えるリネッタに対し攻勢を強めたサバレンカはストレートのフォアハンドウィナーを決めるなど第3ゲームでブレークチャンスを掴むと、最後はリネッタのショットがアウトになり先にブレーク。第5ゲームでもブレークに成功するなど最後まで試合を支配し、1時間33分で勝利した。

試合後の会見でサバレンカは「この勝利を手にすることができて、とてもうれしいわ。彼女は信じられないような選手で、本当に素晴らしいテニスをしていた。スタートはあまり良くなかったと思う。だけど、タイブレークでは自分のリズムが掴めて、良いショットを打てるようになったわ。まだ、1試合残っている。次のステップに進めたことがうれしいわ。タイトルを取るために努力しなければならないことは分かっている」とコメント。

今大会、未だ失セット0で勝ち上がりを決めているサバレンカは四大大会初制覇をかけて、決勝で第22シードのE・ルバキナ(カザフスタン)と対戦する。ルバキナは準決勝で第24シードのV・アザレンカをストレートで下しての勝ち上がり。

ルバキナについてサバレンカは「彼女は素晴らしいプレーヤー。とてもアグレッシブだし、すでにグランドスラム優勝を達成しているから、決勝を戦う経験もあるのよ。でも、この決勝をとても楽しみにしているわ」と述べている。

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(2023年1月27日7時49分)
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