全豪初戦「難しい試合の1つ」

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全豪OP会場で練習するチチパス
画像提供:ゲッティイメージズ

17日に開幕する全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハードグランドスラム)に男子シングルス第4シードとして出場する世界ランク4位のS・チチパス(ギリシャ)が15日に大会前の会見に臨み、悲願の四大大会初制覇に向け思いを語った。

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昨年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では決勝に進出しN・ジョコビッチ(セルビア)に対してセットカウント2-0と追い込んだものの、そこから逆転負けを喫し準優勝に終わっていたチチパス。今年は初の四大大会のタイトルを狙い、まずはグランドスラム初戦となる全豪オープンに挑む。

「1回戦は最も難しいものになると思う。何が起こるかわからない。みんなが全豪オープンの前にトレーニングをしてきたんだ。プレシーズンの強化やコーチの変更などしてきている。多くの変化があるだろうし、ほとんどの選手が変化するときはこの時期だ。1回戦からいきなりトップギアでベストを尽くすのは大変なこと。グランドスラム全体で見ても、最も難しい試合のひとつになることは確かだよ」

初戦でチチパスは世界ランク82位のM・イメル(スウェーデン)と対戦する。イメルとチチパスは3度目の顔合わせでチチパスの2勝0敗。直近では昨年の全豪オープン3回戦で対戦し、ストレート勝ちをおさめた。また、両者は1998年生まれの23歳で、ジュニア時代から戦い、現在でもともに練習を行う仲。チチパスはそんな相手と「グランドスラムで最も難しい試合のひとつ」を戦うことについて語った。

「僕らは何年も一緒にプレーしている。10歳のころからお互いを知っているんだ。彼(イメル)はとても堅実なプレーをする選手だし、動きもとてもいい。でも、僕の戦術は変わらない。グランドスラムは5セットマッチで戦術的アプローチもそこに至るまでの精神的なアプローチも違う。でも、自信はあるんだ。2週目までいけば自然と自信は出てくる。そこで自分を改めて評価し、次に進むことができる」

上位シード勢が勝ち上がった場合、チチパスは3回戦で第26シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)、4回戦で第15シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)、準々決勝で第8シードのC・ルード(ノルウェー)と顔を合わせる組み合わせとなった。

チチパスの初戦は大会2日目の18日を予定している。

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(2022年1月16日8時01分)
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