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錦織圭戦から連勝でV王手

ドレイパー
勝利したドレイパー
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスのエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、室内ハード、ATP500)は26日、シングルス準決勝が行われ、第7シードのJ・ドレイパー(イギリス)が第6シードのL・ムセッティ(イタリア)を6-2, 6-4のストレートで下し、同大会初出場で決勝進出を果たすとともに、優勝に王手をかけた。

>>錦織 圭、ドレイパーら出場 エルステ・バンクOP組合せ<<

22歳で世界ランク18位のドレイパーは今大会、1回戦の世界ランク141位の錦織圭、2回戦で同42位のL・ダルデリ(イタリア)、準々決勝で同27位のT・マハーチを下し準々決勝に駒を進めた。

対する22歳で世界ランク17位のムセッティは、1回戦で世界ランク49位のL・ソネゴ(イタリア)を下すと、2回戦は同52位のG・モンフィス(フランス)の棄権により準々決勝に進出。準々決勝では第1シードのA・ズベレフ(ドイツ)を破り4強入りした。

迎えた準決勝の第1セット、第1ゲームでドレイパーがいきなりブレークに成功すると、第4ゲームではブレークバックを許すも、第5・7ゲームでブレークを重ね先行する。

続く第2セット、7本のサービスエースと20本のウィナーを決めたドレイパーは相手のブレークを1度に抑えると、リターンゲームでは2度のブレークを奪い、1時間48分で決勝進出を果たした。

ドレイパーがATP500の大会で決勝に進出するのは今回が初となった。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトにドレイパーのコメントを掲載している。

「第1セットは自分にとって本当にハイレベルだったと思う。間違いなく、ロレンツォ(ムセッティ)は手強い相手だ。僕はとても幼い頃から彼のことを知っているが、彼と対戦するのはいつも本当に難しい。彼は素晴らしいシーズンを過ごしてきた。第2セットはとてもアップダウンがあった。長いポイントもいくつかあったし、確かに緊張して難しい瞬間もあったが、戦い続け、前進し続けたことを本当に誇りに思う。最終的にやり遂げることができた」

勝利したドレイパーは、決勝で世界ランク24位のK・ハチャノフと対戦する。ハチャノフは準決勝で第2シードのA・デ ミノー(オーストラリア)を下しての勝ち上がり。


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