テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は日本時間5日(現地4日)に女子シングルス準々決勝が行われ、第6シードの
J・ペグラ(アメリカ)が第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)を6-2, 6-4のストレート破り、四大大会初のベスト4進出を果たした。
>>シフィオンテクvsペグラ 1ポイント速報<<>>ペグラら全米オープン組合せ<<>>テニス365ライター募集<<両者は過去9度対戦しており、対戦成績はシフィオンテクから6勝3敗。直近の対戦は昨年11月の最終戦 GNPセグロス・WTAファイナルズ(メキシコ/カンクン、ハード)決勝で、この時はシフィオンテクが6-1, 6-0で勝利した。
23歳で世界ランク1位のシフィオンテクは今大会、1回戦で同104位の
K・ラヒモワ、2回戦で同217位の
柴原瑛菜、3回戦で第25シードの
A・パブリュチェンコワ、4回戦で第16シードの
L・サムソノヴァを下し準々決勝に駒を進めた。
一方、30歳で世界ランク6位のペグラは今大会、1回戦で同356位の
S・ロジャース(アメリカ)、2回戦で同54位の
S・ケニン(アメリカ)、3回戦で同74位の
J・ブザス・マネイロ(スペイン)、4回戦で第18シードの
D・シュナイダーを下し8強入りした。
この試合、フォアハンドのミスを繰り返すシフィオンテクに対し主導権を握ったペグラは、第1セット第1ゲームでチャンスを手にすると、最後はシフィオンテクがダブルフォルトを犯し先行。第3ゲームでもブレークしたペグラはそのリードを守り切り第1セットを先取する。シフィオンテクはこのセットだけで19本ものアンフォーストエラーを犯し、ウィナーは3本に留まっている。
第2セット、徐々に調子を取り戻すシフィオンテクだが、ペグラも攻め手を緩めることなくストローク戦を淡々とこなしていく。互いにほとんどネットプレーを見せないなか、第3ゲームでペグラが0-40と大きなチャンスを握る。1ポイントを凌がれたものの、続くチャンスを決め切り先にブレークに成功。直後の第4ゲームでブレークバックされたが、第7ゲームでこのセット2度目のブレークを奪い、1時間28分で勝利した。
準決勝では世界ランク52位の
K・ムチョバ(チェコ)と対戦する。ムチョバは準々決勝で第22シードの
B・ハダッド=マイア(ブラジル)を下しての勝ち上がり。
一方、敗れたシフィオンテクは優勝した2022年以来2年ぶりのベスト4入りとはならなかった。
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