テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は日本時間29日(現地28日)、男子シングルス2回戦が行われ、第6シードの
A・ルブレフが世界ランク56位の
A・リンデルクネシュ(フランス)を4-6, 5-7, 6-1, 6-2, 6-2の逆転で破り、6年連続7度目の3回戦進出を果たした。この試合の第2セットでは37本の打ち合いとなるラリー戦が繰り広げられ、選手は疲労困憊で倒れ込み、観客は拍手喝采となる場面があった。
>>【動画】地獄の37本ラリー 観客は大盛り上がり<<>>ジョコビッチ、シナーら 全米OP組合せ<<>>大坂 なおみvsムチョバ 1ポイント速報<<世界ランク6位で26歳のルブレフは今大会、1回戦で同68位の
T・セイボスワイルド(ブラジル)をストレートで破り初戦突破。一方のリンデルクネシュは同106位の
C・ユーバンクス(アメリカ)を下して2回戦へ駒を進めた。
この試合、ルブレフは第1・第2セットを落とし後がなくなるも、そこから逆転。計5度のブレークを許したが、リターンゲームでは9度のブレークを奪い4時間6分の死闘を制した。
また、この日の第2セット第5ゲームでは37本ものロングラリーの場面があり、会場が大きく盛り上がった。ルブレフのゲームカウント3-1で迎えた第5ゲーム、ルブレフはサービスゲームで30-40とピンチを迎えた中、互いに死力を尽くした37本もの打ち合いを制した。リンデルクネシュは最後、ボールを追いかけることができずにコートに倒れ込み、ルブレフは息も絶え絶えにタオルを取りに歩き出した。
会場は両者のファイトを称え大きな盛り上がりに。最終的にルブレフはここから逆転され第2セットも落とすが、第3セット以降はトップシードの粘りを見せて試合をひっくり返した。
勝利したルブレフは3回戦で第32シードの
J・レヘチカ(チェコ)と対戦する。レヘチカは2回戦で世界ランク179位の
M・クルーガー(アメリカ)をフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には第4シードの
A・ズベレフ(ドイツ)や第9シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)、第20シードの
F・ティアフォー(アメリカ)らが3回戦に駒を進めた。
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