女子テニスのツアー下部大会、W15 大東建託オープン supported by JWT50(日本/富山、ハード、ITF1.5万ドル)は19日、シングルス決勝が行われ、第6シードの
西村佳世が第2シードのウー・ホーチン(香港)を6-4, 7-5のストレートで破り、ITF大会初優勝を飾った。
>>ダニエル 太郎 予選決勝 1ポイント速報<<>>西岡 良仁らオープン・パルク組合せ<<JWT50は日本女子テニスの活性化と若手選手の育成を目的に、世界ランキング50位以内をマークした元プロテニス選手の有志が2022年に創設した団体。女子テニスの黄金期を築いた
伊達公子、
杉山愛、
神尾米を理事に、世界で活躍した名だたるプレーヤーたちが揃い、大会機会の創出、テニスを通したコミュニケーションアクションを展開している。
同団体は今年、W15の大会を富山、福井、有明、札幌で計6大会開催すると発表しており、今回の富山での大会が2024年シーズン最初の大会となる。
W15はITF(国際テニス連盟)によるワールド・テニス・ツアーで、女子プロテニスの最下部の大会。世界ランキング獲得のためのファーストステップとなるもので、WTA(女子テニス協会)ランキングへとつながる。
このグレードの大会を日本で開催することで世界への挑戦を後押しする。
19日にはシングルス決勝が行われ、17歳の西村と第2シードのウーが対戦。この日、西村は4本のサービスエースを決めファーストサービスが入ったときに70パーセントの確率でポイントを獲得。4度のブレークを許すもリターンゲームでは6度のブレークを奪い1時間35分で勝利した。
西村がITF大会のタイトルを獲得するのは単複を通じて今回が初となった。
優勝した西村佳世[画像提供: (C)JWT50]
【シングルス準決勝の結果】
(6)西村佳世 6-4, 7-5 (2)ウー・ホーチン
【富山大会】
大会名称: W15 富山 大東建託オープン supported by JWT50
トーナメントディレクター:杉山愛(JWT50 代表理事)
開催期間: 2024年5月13日(月)-19日(日)
会場: 常願寺公園テニスコート
サーフェス: ハードコート
入場:全日無料
・JWT50
理事:伊達公子、杉山愛、神尾米
会員:
浅越しのぶ、
小畑沙織、
中村藍子、⻑塚京子、
森上亜希子、
奈良くるみ、
森田あゆみ、
土居美咲【ディアドラ】普段使いにも取り入れたいスポーツウエア■公式ストアで発売中>
■関連ニュース
・阿部 宏美/永田 杏里ペアが優勝・17歳の西村佳世が4強入り・第1シード秋田 史帆 8強入り■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング