男子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)は26日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク67位の
A・マレー(イギリス)が同120位の
D・シャポバロフ(カナダ)を4-6,7-6 (7-5),6-3の逆転で破り初戦突破。この結果、マレーはハードコートでマッチ500勝目をあげ、1968年のオープン化以降史上5人目となる大台に到達した。
>>ダニエル 太郎らアカプルコ組合せ<<>>ダニエル 太郎vsデミノー 1ポイント速報<<>>西岡 良仁vsボルジェス 1ポイント速報<<36歳のマレーは四大大会3勝を含む46勝をツアーで記録。この試合の前までに通算734試合に勝利してきており、内訳はハード499勝、芝118勝、クレーで109勝となっていた。
この試合、マレーは第1セットを落としたものの、第2セットをタイブレークの末にもぎ取ると、ファイナルセットでは2度のブレークに成功。サービスゲームではわずか5ポイントしか失わず、シャポバロフを2時間32分で振り切った。
ハードコートマッチ500勝目をあげたマレーはオープン化以降5人目となる快挙を達成。そのほかでは518勝の
R・ナダル(スペイン)、592勝の
A・アガシ(アメリカ)、700勝の
N・ジョコビッチ(セルビア)、783勝の
R・フェデラー(スイス)がいる。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはマレーのコメントが掲載された。
「悪くないね(笑)。ハードコートは僕にとって長年にわたって素晴らしいサーフェスだったし、500試合はとても多いから、誇りに思うよ。500勝を達成したプレーヤーはそれほど多くないから、とても誇りだ」
2017年の大会王者であるマレーは2回戦で、第5シードの
U・アンベール(フランス)と世界ランク54位の
G・モンフィス(フランス)のどちらかと対戦する。
同日には第2シードの
A・ルブレフや第3シードの
H・フルカチュ(ポーランド)、第7シードの
A・ブブリク(カザフスタン)、世界ランク33位の
S・コルダ(アメリカ)らが初戦を突破した。
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