女子テニスで元世界ランク1位の
大坂なおみが17日にインスタグラムのストーリーズ(24時間で消える投稿)を更新し、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)出場の感謝と今後についてつづった。
>>マクラクラン/西岡 1ポイント速報<<>>ジョコビッチ、アルカラスら全豪オープン組合せ<<2019年と2021年の全豪オープン女王である26歳の大坂は、2022年の9月に行われた東レ パン パシフィック オープンテニス(日本/東京、ハード、WTA500)を最後にツアーを離脱し、昨年7月に出産した。
今年の開幕戦となったブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、WTA500)で約1年3ヵ月ぶりにツアー復帰を果たした大坂は、同大会の1回戦で
T・コルパッチ(ドイツ)にストレートで勝利し初戦突破。2回戦では第16シードの
Ka・プリスコバ(チェコ)に逆転で敗れたもののハイレベルなプレーを披露した。
そして、今大会で2022年8月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)以来約1年5ヵ月ぶりの四大大会復帰戦に臨んだ。
15日に行われた女子シングルス1回戦に登場した大坂は、第16シードで世界ランク19位の
C・ガルシア(フランス)と対戦。大坂は20本のウィナーを決めるなど力強いプレーでガルシアと互角の試合を展開したものの、要所でガルシアにポイントを奪われ4-6, 6-7 (2-7)のストレートで敗れ初戦敗退となり、出産後初の四大大会は黒星となった。
そして17日の朝にストーリーズを更新した大坂は、自宅への道中でメッセージをつづっていることを明かし、大会を振り返るとともに今後について記した。
「家へ帰る道すがらでこれを書いているけど、私はとても感謝している。去年のことも思い出したし、ロッドレーバーアリーナでもう1度プレーする機会があればいいなとも思っていた。今年それが実現して夢の1つが叶った。でも、今は私のすべてが今回の結果に失望しているの。私が設定した基準は信じられないくらい高いみたい」
「6ヵ月くらい前に出産したことを思い出そうともしているし、最初から驚くべき結果を期待することはできない。でも、私の高ぶった思いを静かにさせるにはあまり効果がないみたい」
「時間の大切さを理解することはシャイが生まれてから上達したスキルかもしれない。以前は気になっていたことが気にならなくなったの。そんなことを考える時間はないから。負けたからといって敗戦後のモップ掛けをする時間は無いと感じている。世界は進み続けているし、私も前に進まないといけない」
「これは新しいほろ苦い気持ち。メルボルンを早く去らなければいけないのはとても悲しいけど、すぐシャイに会えるのはとてもうれしいの。彼女は最近体をずらしたりしているから、最初にハイハイする姿を家で見れることに間に合いそうね」
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