男子テニスで世界ランク476位の
J・ミルマン(オーストラリア)は7日、自身のSNSを更新し2024年のダンロップAOボールの感触について言及した。
今年11月に2024年のオーストラリアシーズン後に現役を引退すると発表した34歳で元世界ランク33位のミルマン。2018年4月にはガスプロム・ハンガリアン・オープン(ハンガリー/ブダペスト、レッドクレー、 ATP250)でツアー初の決勝進出を果たし準優勝。同年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では4回戦で当時世界ランク2位の
R・フェデラー(スイス)を破る大番狂わせを演じ、自己最高となる四大大会ベスト8を記録した。
さらに2019年には楽天・ジャパン・オープン・テニス・チャンピオン シップス(日本/東京、ハード、ATP500)で自身2度目の決勝進出。決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れたものの自身2度目の準優勝を果たした。そして2020年のアスタナ・オープン(カザフスタン/ヌルスルタン、ハード、ATP250)では悲願のツアー初優勝を成し遂げた。
今年11月にSNSで「すべての物事には終わりが来ます。来年夏(南半球のため1月)のオーストラリアシーズンを最後に、私はプロテニス界から引退します」とし現役生活から退くことを明かしたミルマン。
今回、SNSでは2024年シーズンに使用するダンロップAOボールの感触に言及し次のようにコメントした。
「AO2024ボールの第一印象。2023に似ていると思う。新品の時は軽く、ぐらつく。新品時はしっかりした打球感。古くなるとかなり磨耗する。しかし、僕はまだ整備されていないコートで打ったので、新しいコートはもっと変わると思う。AOのスタジアムコートを思い浮かべてほしい」
6日には世界ランク437位の
V・ポスピシル(カナダ)が「使用されるボールの種類を中心に(出場する)トーナメントの予定を立てた」と明かしていたが、果たして今後、大会側は選手の意見を受け入れるのか。動向を注視する必要がある。
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男子
本戦 12/13(水)~12/17(日)
女子
本戦 12/20(水)~12/24(日)
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