男子テニスのロレックス・上海・マスターズ(中国/上海、ハード、ATPマスターズ)は13日、シングルス準々決勝が行われ、第5シードの
A・ルブレフが第32シードの
U・アンベール(フランス)を6-2, 6-3のストレートで破り、同大会初のベスト4進出を果たした。
>>ダニエル 太郎 予選1回戦 1ポイント速報<<>>ルブレフ、ディミトロフら上海MS組合せ・結果<<世界ランク7位で25歳のルブレフは今大会、初戦となる2回戦で同76位の
Q・アリス(フランス)、3回戦で第31シードの
A・マナリノ(フランス)、4回戦で第12シードの
T・ポール(アメリカ)を下し8強入り。準々決勝では前週のチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、ATP500)2回戦で敗れた同34位のアンベールと激突した。
この日の第1セット、第3ゲームでダブルフォルトを犯すなどミスがあったアンベールに対しルブレフはブレークチャンスを掴む。最後はアンベールのボールがネットに当たってアウトとなりブレークに成功。その後の第5ゲーム、ルブレフはパッシングショットを決めブレークに成功し先行する。
続く第2セット、ルブレフは第3ゲームでブレークチャンスを1度握ると最後はアンベールのボールがネットにかかりブレークに成功。直後の第4ゲームでブレークバックを許したもののアグレッシブなプレーを続けると第6ゲームから4ゲームを連取し、1時間30分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにルブレフのコメントを掲載し「(前週の)北京での試合では互いに素晴らしいテニスをしたし、僕にもチャンスがあった。サービング・フォー・ザ・マッチもあったしね。彼はあの試合、とてもいいプレーをしていたし、僕は何が悪かったのかを分析したよ。今日は同じミスをしないように心がけた。ストレートで勝てたし、いいプレーができた。勝ててうれしいよ」と語った。
勝利したルブレフは準決勝で第18シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。ディミトロフは準々決勝で第22シードの
N・ジャリー(チリ)を7-6 (7-2), 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
ディミトロフについてルブレフは「タフな試合になるだろうね。彼は友人で本当に素晴らしい選手だ。彼がこの調子のときに勝つのは本当に難しい。今週、彼は本当にいいプレーをしている」と言及した。
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