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ルブレフ 悲願のMS初制覇

アンドレイ・ルブレフ
アンドレイ・ルブレフ
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は16日、シングルス決勝が行われ、第5シードのA・ルブレフが第6シードのH・ルーネ(デンマーク)を5-7, 6-2, 7-5の逆転で破り、今季初優勝を果たすとともに「ATPマスターズ1000」で初タイトルを獲得した。

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25歳で世界ランク6位のルブレフは1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)でベスト8進出。2月のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)では準優勝を飾っている。

続く3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)とマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)のアメリカ2大会ではいずれも3回戦で敗れている。

2021年のロレックス・モンテカルロ・マスターズでは準優勝を果たしているルブレフ。今大会、シードのため初戦となった2回戦で世界ランク83位のJ・ムナル(スペイン)、3回戦で第9シードのK・ハチャノフ、準々決勝で同100位のJ・シュトルフ(ドイツ)、準決勝で第8シードのT・フリッツ(アメリカ)を下し決勝進出を決めた。

この日、開始から互いにブレークチャンスを掴むも第6ゲームで先にブレークを許したルブレフ。直後の第7ゲームでブレークバックに成功したものの、終盤となった第12ゲームで2度目のブレークを許し、第1セットを先取される。

続く第2セット、ルブレフは第1ゲームでいきなりブレークに成功。第4ゲームでブレークバックを許したものの、直後の第5ゲームから4ゲームを連取し、1セットオールに追いつく。

迎えたファイナルセット、ルブレフは第1ゲームから3ゲーム連取を許す。その後はサービスキープが続くも第7ゲームで2度目のブレークポイントをものにし、ブレークバックに成功。終盤となった第11ゲームでは2度のブレークポイントを掴むと最後はルーネがダブルフォルトを犯し、2度目のブレークを奪う。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第12ゲーム、2度目のマッチポイントをサービスエースでものにし、2時間34分の激闘を制した。

なお、ルブレフは過去、2021年のロレックス・モンテカルロ・マスターズとW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)での準優勝が「ATPマスターズ1000」大会での最高成績となっていたが、悲願の初タイトルを手にした。

一方、敗れたルーネは「ATPマスターズ1000」では昨年11月のロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)以来2度目の優勝とはならなかった。




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(2023年4月17日0時21分)



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