女子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、WTA1000)は11日にシングルス準々決勝が行われ、第3シードの
E・ルバキナ(カザフスタン)が第10シードの
D・カサトキナを5-7, 7-5, 7-6 (10-8)の死闘の末逆転で下し、大会初のベスト4進出を果たした。
>>【動画】深夜3時!死闘決着の瞬間 ルバキナは小さくガッツポーズ<<世界ランク4位で24歳のルバキナが同大会に出場するのは3年連続3度目。一昨年は初戦で、昨年は2回戦で敗退している。
今大会は上位8シードが1回戦免除のため、ルバキナは2回戦から登場。2回戦では元世界ランク13位の
J・ブレイディ(アメリカ)、3回戦では世界ランク38位の
S・スティーブンス(アメリカ)を下し準々決勝に進んだ。
準々決勝の第1セット、両者2度ずつブレークに成功し迎えた第11ゲームでカサトキナがこの試合3度目のブレークを果たすと、このリードを守り先行する。
続く第2セットはさらに激しいブレーク合戦となり、第11ゲームまでに両者4度ずつブレークを奪い合う。それでも第12ゲームではデュースの末、最後はフォアハンドを打ち込んだルバキナがこのセット5度目のブレークに成功し1セットオールに追いつく。
勝負のファイナルセット、ルバキナは第11ゲームでこのセット3度目のブレークを許したものの、相手のサービング・フォー・ザ・マッチとなった第12ゲームでブレークバックに成功し、ファイナルセットはタイブレークにもつれ込む。タイブレークでは4度のマッチポイントをしのがれるも5度目のマッチポイントを決め切り、3時間27分の死闘を制しベスト4進出を果たした。試合は日付を回り12日の午前3時頃に決着した。
試合後のオンコートインタビューでルバキナは「本当に疲れた。でも遅くまで残ってくれてありがとう。本当に素晴らしい応援だったわ」と遅い時間まで観戦していた観客に感謝を述べた。
勝利したルバキナは準決勝で第15シードの
L・サムソノヴァと対戦する。サムソノヴァは準々決勝で第12シードの
B・ベンチッチ(スイス)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日に行われた準々決勝では第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)と第4シードの
J・ペグラ(アメリカ)が勝利し、準決勝で顔を合わせる。
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