男子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)は10日、シングルス3回戦が行われ、第1シードの
C・アルカラス(スペイン)が第15シードの
H・フルカチュ(ポーランド)を3-6, 7-6 (7-2), 7-6 (7-3)の逆転で破り、大会初のベスト8進出を果たした。
>>アルカラス、メドベージェフらナショナルバンクOP組合せ<<ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)では
N・ジョコビッチ(セルビア)を決勝で倒しタイトルを獲得した20歳のアルカラス。ナショナル・バンク・オープンへの出場は昨年に続き2度目で、前回大会は初戦で
T・ポール(アメリカ)に屈している。今大会、初戦となった2回戦では世界ランク41位の
B・シェルトン(アメリカ)を破り、マッチ13連勝で16強入りを決めた。
この試合の第1セット、アルカラスはファーストサービスが入ったときのポイント獲得率が69パーセントに留まり、1度ブレークを許す。リターンゲームではフルカチュから2度のブレークチャンスを手にしたものの、ブレークを奪うことができず追いかける展開に。
第2セット、第1ゲームでいきなりブレークを許したアルカラスだったが、第2ゲームでブレークバックに成功すると、そこからは互いにサービスゲームをキープしてタイブレークへ。ここで2度のミニブレークを奪ったアルカラスはセットカウント1-1に追いついた。
ファイナルセット、主導権を握ったアルカラスは第3ゲームで先にブレークを奪い先行すると、第7ゲームでもブレークに成功。しかし、サービング・フォー・ザ・マッチとなった第8ゲームではマッチポイントを握りながらブレークされると、第10ゲームでもブレークされタイブレークへ。ここでアルカラスはさらに集中力を高め2度のミニブレークを奪いリードすると、最後はフルカチュのフォアハンドがアウトになり、2時間41分で逆転勝ちをおさめ、マッチ14連勝を達成した。
準々決勝では第12シードのポールと予選から出場している世界ランク70位の
M・ギロン(アメリカ)のどちらかと対戦する。
同日には第2シードの
D・メドベージェフや元世界ランク6位の
G・モンフィス(フランス)、世界ランク18位の
A・デ ミノー(オーストラリア)らが8強へ駒を進めている。
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