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母国大会Vで2勝目「言葉ない」

タロン・フリークスポール
ツアー大会2勝目のフリークスポール
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスのリベマ・オープン(オランダ/スヘルトーヘンボス、芝、ATP250)は18日、シングルス決勝が行われ、第6シードのT・フリークスポール(オランダ)が世界ランク103位のJ・トンプソン(オーストラリア)を6-7 (4-7), 7-6 (7-3), 6-3の逆転で破り、母国大会を制すとともにツアー通算2勝目を飾った。試合後の会見でフリークスポールは「言葉もない」と明かした。

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今季開幕戦となった1月のタタ・オープン・マハーラーシュトラ(インド/プネ、ハード、ATP250)でATPツアー初タイトルを獲得した26歳のフリークスポール。今大会では1回戦でM・イメル(スウェーデン)、2回戦でA・ポピリン(オーストラリア)、準々決勝で第4シードのA・デ ミノー(オーストラリア)、準決勝でE・ルースブオリ(フィンランド)を下し決勝進出を決めた。

決勝戦の第1セット、互いに1度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入。開始からポイントを連取され4-0とされたフリークスポールだが、そこから4ポイント連取しイーブンとする。しかし、トンプソンに3度目のミニブレークを許し先行される。

続く第2セット、序盤からサービスキープが続くとフリークスポールは第9ゲームでブレークに成功。第10ゲームでサービング・フォー・ザ・セットを迎えるもここでブレークを許し再びタイブレークにもつれ込む。2度のミニブレークに成功したフリークスポールは1セットオールに追いつく。

迎えたファイナルセット、フリークスポールはファーストサービスが入ったときに78パーセントの確率でポイントを獲得し1度もブレークチャンスを与えず。リターンゲームでは1度のブレークに成功し、2時間35分の激闘を制した。

男子プロテニス協会ATPの公式サイトにはフリークスポールのコメントが掲載されており「今日を乗り越えてくれた観客に感謝したい。決勝で自分の最高のテニスをするのはとても難しい。今日はとても緊張したし、窮屈に感じたよ」と語った。

「彼は素晴らしいプレーをしていたしね。僕は自分のプレーに集中し、頑張るしかなかった。どうにか第2セットのタイブレークを制し、第3セットも自分の思い通りになった。言葉もないよ」

勝利したフリークスポールは6月19日付の世界ランキングで順位を9つ上げキャリアハイとなる29位を記録している。

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(2023年6月19日21時00分)

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