男子テニスのカリビアン・オープン(プエルトリコ/パルマス・デル・マル、ハード、ATPチャレンジャー)は15日にシングルス2回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している元世界ランク4位の
錦織圭が第7シードの
M・クルーガー(アメリカ)を4-6, 6-3, 6-2の逆転で破り、約1年8ヵ月ぶりの復帰大会でベスト8進出を果たした。
>>錦織復帰戦 準々決勝1ポイント速報<<>>錦織復帰戦 カリビアンOP組合せ<<昨年1月に受けた股関節の手術や度重なる足首の負傷によりツアーを長期離脱した33歳の錦織。今大会の1回戦では世界ランク333位の
C・ランモ(アメリカ)を6-2, 6-4のストレートで破り、約1年8ヵ月ぶりの復帰戦を白星で飾った。
復帰2試合目の第1セット、錦織は第1ゲームと第3ゲームでブレークポイントを握られるとストロークミスを犯し、序盤から2度のブレークを許す。それでも第4ゲームでリターンエースを決めるなどし錦織は1つブレークを返す。しかし、第6ゲームで3度のブレークポイントを逃した錦織はその後ブレークができず、先行される。
続く第2セット、第4ゲームで錦織はこのセット3度目のブレークポイントをものにし、先にブレークに成功。しかし、第7ゲームでブレークポイントを握られるとフォアハンドをミスしブレークバックを許す。それでも第8ゲームでリターンから積極的に攻めブレークに成功した錦織は、サービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲームをキープし1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、錦織はストロークで主導権を握ると第1ゲームと第3ゲームでブレークに成功し、4ゲーム連取に成功する。このリードを守り切った錦織が、2時間19分の熱戦を逆転で制し復帰大会でベスト8進出を決めた。
勝利した錦織は、準々決勝で世界ランク254位の
A・ウォルトン(オーストラリア)と対戦する。ウォルトンは2回戦で同464位R・ステイタム(オーストラリア)をストレートで下しての勝ち上がり。
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