プロテニス選手協会(PTPA)は6日、テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)女子ダブルス3回戦で、
加藤未唯/
A・スーチャディ(インドネシア)組が失格となった問題に関して、「失格は不当であった」と声明を発表した。この声明についてプロテニス選手協会の創設メンバーである男子テニスの
V・ポスピシル(カナダ)が見解を述べた。
>>【動画】加藤未唯がボールをぶつけてしまったシーン<<加藤/ スーチャディ組は4日の女子ダブルス3回戦で
S・ソリベス=トルモ(スペイン)/
M・ブズコバ(チェコ)組と対戦したものの、第2セット途中に加藤がボールガールにボールをぶつけてしまい失格となった。その後、加藤は自身のSNSで謝罪するとともに、賞金とポイント没収のペナルティを受けたと報告した。
しかし、この件については加藤を擁護する声も多く上がっており、加藤本人も失格となったことに納得はいっていないと話していた。
6日にプロテニス選手協会はこの問題に関して「加藤未唯とアルディラ・スージャディを失格とする決定は、不当に釣り合わないものであり、不公平であった」などとと声明を発表。
さらに「未唯とアルディラの賞金とランキングポイントを最低でも回復させる必要がある」とも主張した。
この声明を引用し、プロテニス選手協会の創設メンバーであるポスピシルは同日に「全仏オープンの関係者のひどい判断だ。加藤未唯は少なくとも賞金とポイントを返還されるべきだが、それでもまだ正しくはない。これは窃盗だ」と自身のSNSで大会側を強く批判した。
なお女子ダブルスを失格となった加藤は、その後行われた混合ダブルスで勝ち上がり決勝進出を果たしている。
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