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キリオス 12日開幕芝大会で復帰

ニック・キリオス

画像提供：ゲッティイメージズ

１２日に開幕する男子テニスのボス・オープン（ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250）は１０日にシングルスの組合せを公開。昨年１０月の楽天ジャパンオープンテニスチャンピオンシップス2022（日本 /東京、ハード、ATP500）を最後にシングルスではツアー大会に出場できていない世界ランク２６位のＮ・キリオス（オーストラリア）は初戦で同５４位のウー・イービン（中国）と対戦することが決定した。

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２８歳のキリオスは楽天ジャパンオープンテニスチャンピオンシップス2022に単複で出場したものの、膝の負傷により大会途中で棄権を表明。昨年１２月にはエキシビションマッチで復帰したが、同箇所の負傷により年明けから欠場が続き、今年１月に手術を敢行。当時は今年３月には復帰するとしていたが、６月まで長引くこととなった。

ボス・オープンに出場するのは２年連続４度目となるキリオスは今回、第８シードとして出場する。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトにキリオスのコメントを掲載し「大手術とまでは言わないけど、膝の手術はかなり本格的に行った。プレーする準備ができるようになるには５カ月ほどかかった」と明かした。

「困難なこともあったけど、家族と一緒に家にいられるだけでも素晴らしいこと。テニスは１年で移動する時間が多いスポーツなので僕にとって、家にいることは重要だった。でも、いろんな選手（のプレー）を見ていると簡単ではないこともあった。ただ、膝が良くなって、プレーできるようになったことに感動している」

その他、第１シードはＳ・チチパス（ギリシャ）、第２シードはＴ・フリッツ（アメリカ）、第３シードはＦ・ティアフォー（アメリカ）、第４シードはＨ・フルカチュ（ポーランド）、第５シードはＴ・ポール（アメリカ）、第６シードはＬ・ムセッティ（イタリア）、第７シードはＭ・ベレッティーニ（イタリア）。上位４シードは１回戦免除のため２回戦からの登場となる。

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