男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は3月31日、シングルス準決勝が行われ、第14シードの
K・ハチャノフは第4シードの
D・メドベージェフに6-7 (5-7), 6-3, 3-6のフルセットで敗れ、大会初の決勝進出とはならなかった。
>>シナー、メドベージェフら マイアミOP組合せ<<今大会、第2シードの
S・チチパス(ギリシャ)や第25シードの
F・セルンドロ(アルゼンチン)を下し4強まで駒を進めたハチャノフだったが、この日は同胞のメドベージェフに対し、2時間17分で力尽きた。
それでも26歳のハチャノフは昨シーズンからハードコートでのビッグトーナメントで良い結果が出ていることに満足感を示している。
男子プロテニス協会のATP公式サイトでハチャノフは「自信と自分への信頼、そしてこれらすべてのものが、今はより強く見えるんだ。今は、そのレベルを常に、よりコンスタントに示すことができるようになったことがうれしいよ」とコメント。
2018年の11月にロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)で自身最大となるタイトルを獲得したあと、約4年半にわたりツアー優勝がないハチャノフ。これまでは4つのシングルストロフィーを掲げているが、あと一歩の場面は昨年から多く作り出しており、昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)、今年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)、そしてマイアミ・オープンとベスト4に続けて入ることができた。
今後はトップ10選手や自身よりランクが上位の選手を倒し、トロフィーを掲げることができるかが必要となる。
ハチャノフはこれから始まるクレーコートシーズンについて「この大会(マイアミ・オープン)で上位に進出すると、残念ながらクレーコートでの準備に大きな時間を割けなくなるんだ。でも、それはここ(ハードコート)で良いプレーができているという幸運でもあるね」と話している。
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